ダメージを受けた頭皮ではキレイな髪にはなれない
「スキンケアが大切」は世の女性たちの常識。
いろいろな化粧水・美容液、パックなど、お手入れに手を抜かない女性が多いにもかかわらず「どんな頭皮ケアしていますか?」と聞くと大半の女子友達は「え?特にしていないけど…」と答えます。
なんでみんな顔は入念にお手入れしてるのに、頭皮は気にしないのかなーって不思議な気持ちになります。
頭皮だって肌の一部なんだから、ケアすべきだと思うんですよ。
そこで、あなたにも質問です。
「キレイな髪になりたい」ではなく「健やかな頭皮にしたい」と考えたことはありますか?
考えたことないですよね。
私も「髪」に意識はするものの「頭皮」には全く無頓着(笑)。
それでたくさん失敗してきたことがあります。
テレビや雑誌を見ていると「このシャンプーいいかも!?」ってついドラッグストアに探しに行ってしまうことありませんか?
私もそのタイプで、お店に行ったらそこでまた気になるシャンプーがあって…。
つい色んなシャンプーを使ってみたくなっちゃうんですよね。
でも、きれいな髪になるどころか逆効果。
頭皮がかゆくなったり、髪がパサついてきたり、ボリュームダウンでヘアスタイルが決まらない…。
使ってみてもCMのモデルさんのようには全然ならない!
なんで髪がボロボロになっていくのか、原因を考えるようになりました。
髪の健康=頭皮の健康
そもそも、髪は頭皮の奥にある毛球で作られるので、頭皮が健康でなければ元気な髪を作ることはできません。
この毛球内は髪の製造工場になっていて、工場長である【毛乳頭】が髪の毛をつくる指示を出し、作業員である【毛母細胞】がどんどん分裂して成長することで「髪の毛」となります。
[参考]「科学的アプローチ」で女性の薄毛を2週間で改善させた方法とは?
綺麗な水が湧くところには綺麗な花が咲くのと同じことですね(笑)。
でも、そんな綺麗なお花に「耳かき一杯のシャンプーを溶かした水」を与えると、枯れます(かわいそうなので絶対やらないでくださいね)。
私が言いたいことは、シャンプーはそれだけ害のある成分で作られているということ。
そして髪も同じように、シャンプーの有害な成分によってダメージを受けて枯れ果て、抜け落ちてしまうということです。
私たちは、頭皮をキレイにするという名目でシャンプーを日常的に使っています。
しっかり洗い流してるといっても、毎日触れているわけですから、髪にも頭皮にもダメージを与えてしっている認識をもっておきましょう。
肌の再生能力vs化学成分のダメージ
不思議に思っていたことが一つあります。それは、シャンプーを使ってない人はいないのに、髪がきれいな人はたくさんいるじゃないですか?何故なんでしょうね(。´・ω・)?
その理由の一つに、人間の皮膚にある再生能力(ターンオーバー)が関係することに気付いたんです。
ターンオーバーとは、古い皮膚が新しい皮膚に生まれ変わるサイクルの事で「新陳代謝」とも呼ばれます。
表皮(一番外側にある、私たちが肌と呼んでいる部分)は、表皮は4つの層に分かれており、日々下の細胞が上に押し上げられて入れ替わっています。
皮膚は、自分の体を外部の刺激から守るためにあり(バリア機能)、やがてはアカとなって剥がれ落ちていきます。
ダメージを受けた肌は新しく生まれ変わるし、髪も毛周期という一定のサイクルで変わるのですが、ターンオーバーの周期には個人差はあります。
諸説諸々ですが、人によって約1か月~2ヶ月という違いがあります。
また、部位によっても期間は変わるそう。
※まだまだ明らかにされていない謎も多いようです。
つまり、肌の回復の方が早いのか、それとも外部の刺激の方が強いのか…。
私はこれが健康な頭皮と髪を保つためのポイントではないかと考えるようになりました。
しっかり頭皮の汚れは落とせるけれど、できるだけ刺激の少ない成分を使いたい。
さらに髪に良い成分が入っているシャンプーなら申し分なしです。
ところが、私は悩んでいました。
- 髪に良い成分と悪い成分ってなんだろう…?
- どのシャンプーなら刺激が少ないんだろう…?
私がシャンプー選びで失敗した6つのポイント
良いシャンプーって何でしょうね。
調べれば調べるほど、分からなくなってきませんか?
「これがいい!」という情報もあれば「それは本当は毒だ!」なんて情報もあり、正しくはわからないことがたくさんあります。
そこで私は自分の経験から「あれ失敗だったなー」と思うことをかいておきたいと思います。
私がシャンプー選びで失敗した6つのポイント
- CMモデルの髪質とそのシャンプーは関係ない
CMのモデルさんはその商品を使っているから綺麗な髪でいるわけではないのです。モデルさんは食事や運動にまで気を配って綺麗な髪(容姿)を維持しているから、商品CMの依頼をいただいているだけ。と、自分に言い聞かせています(笑) - 値段が高いから良質で安全とは限らない
商品の製造費と販売額はその会社の方針で決まります。企業活動の原点は「安く仕入れて高く売る」ですから、お値段で品質を見抜くことは難しいです。原価以外にも「広告費」などが商品価格に含まれていますからね…。含有成分を見るようにしましょう。 - ボトルのデザインが可愛いので買ってしまう
つい、入れ物が可愛いと買ってしまうんですよね…。ボトルデザインは中身とは全く関係ないことはわかっています。でも、かわいくないデザインの商品を使って「とてもよかった」となったこともありません。 - 皮脂を除去しすぎると頭皮が乾燥する
毛穴が皮脂で詰まっていると、毛根が苦しくなり髪が細くなる。そんな話を聞いたことがあり、洗浄力の強いシャンプーを使ったら頭皮の乾燥がひどくなって、痒みや髪のパサつきがすごいことになります。 - 植物エキス配合シャンプーでも、痒くなったりする
パッケージの裏に表記されている成分に「○○エキス」と植物エキス名がたくさん書かれていると良い商品と勘違いします。結局、痒みなどに侵されました。良い成分が入っているよりも「悪い成分が入っていない」ことの方が重要です…。 - 石鹸系シャンプーは髪がすごく軋む
余計な成分が一切含まれていない石鹸シャンプーを使うのが、最終的に一番良いのではないかと思いました。でも、石鹸シャンプーは何も含まれていないので、髪がバキバキに。トリートメントを使っても、手触りは良くなかったですね。
世間一般では、「石油系界面活性剤が含まれているシャンプーは使わない方がいい」ということをよく聞きますよね。
私もそれは身をもって体感しました。
私が何度もシャンプー選びで失敗し続けた理由は、どのシャンプーにも石油系界面活性剤が含まれていたという理由があります。
でも、それだけではありませんでした。
石油系界面活性剤を使っていないだけではダメなんです。
シャンプーに含まれてる「避けたい成分」
シャンプーには様々な成分が含まれています。洗浄成分以外にも、保存料・香料・コンディショニング成分などが含まれています。これらの中にも、「使用を避けたい成分」があります。
私たちが考える「安心して使えるシャンプー」とは、以下のような成分が含まれていないものです。
これらが含まれていると、頭皮の痒み・赤みを感じるケースがあったからです(※あくまで個人の感想です)。
使用を避けたい成分
- 石油系界面活性剤
- 鉱物油
- 合成保存料
- 合成着色料
- 合成香料
- 合成ポリマー
これらの成分が使われていないことが、シャンプー選びの必須条件。
そこで、ムーアマウントでは市販されているシャンプーのいくつかの成分調査を行いました。
人気ブランドをピックアップして成分調査を行いました。
赤・オレンジ色がついている成分は危険度の高い成分です。
調査の結果「頭皮へのダメージが大きいのでは?」と感じる商品には、メーカーへお問い合わせをして、安全性について回答を頂いております。
あなたのシャンプー選びのご参考になれば嬉しいです。
調査の結果、安心して使えるシャンプーは市販品のなかでは見つかりませんでした…。
累計販売本数50万本突破したアミノ酸シャンプー
調査を繰り返す中で、私が注目したのは販売本数50万本を突破したアミノ酸シャンプー「haru黒髪スカルプ・プロ」です。
石油系界面活性剤を使わないだけでなく、避けたい成分はすべて含まれていないシャンプーがこれでした。
髪に良くない成分は一切含まれてない。
だけど、育毛効果のある成分はしっかり含まれているんです。
このシャンプーは、すごく良いと思います。
でも、私が「本当に良いシャンプー」と認めるには、まだクリアしなければならない条件があります(`・∀・´)エッヘン!!。
私が「良いシャンプー」とする6つの条件
- 石油系界面活性剤、鉱物油、合成保存料、合成着色料、合成香料、合成ポリマーは不使用
- 髪が軋まず、触り心地もヌルヌルしない。
- 痒みはしっかりとれて、頭皮も乾燥しない
- 香りが強くないこと
- 植物系の育毛成分が含まれている
- 経済的で買い続けられる
この6つの条件をクリアできてこそ、買うに値するわけです(笑)
さて、ひとつづつ見ていきたいと思います。
Haru黒髪スカルプ・プロは条件をクリアしているのか?
私の「わがまま条件」をクリアできるのか、haru黒髪スカルプ・プロに直接お問い合わせをさせていただきました。
条件1|石油系界面活性剤、鉱物油、合成保存料、合成着色料、合成香料、合成ポリマーは不使用
「シリコン、合成ポリマー、カチオン界面活性剤、石油系界面活性剤、合成香料、合成着色料、鉱物油、紫外線吸収剤、合成防腐剤、合成保存料は無添加となっています」ということで、条件クリア。
条件2|髪が軋まず、触り心地もヌルヌルしない。
「アミノ酸系の洗浄成分やオリーブなどの精油がダメージを補修してくれます。髪の長さに合わせた適量をご使用いただくことでキシミを感じ事はありません」ということで、また条件クリア。
条件3|痒みはしっかりとれて、頭皮も乾燥しない
「女性の頭皮はTゾーンの3倍汚れているといわれています。その汚れをアミノ酸系洗浄成分で取り除きつつも、ハイビスカスエキスやオリーブオイルで保湿効果のある成分で乾燥を防ぎます」ということでクリア。いい調子(#^^#)
条件4|香りが強くないこと
「強い弱いは感じ方にもよりますが、haru黒髪スカルプ・プロの香りは合成の香料ではなく、グレープフルーツやレモングラスなどの天然の精油でほのかな香りとなっています」ということで、私好みかはわからないけど、クリア。
条件5|植物系の育毛成分が含まれている
「キャピキシル(アカツメクサ花エキス)は、発毛薬ミノキシジルの3倍の効果があるといわれています。効果には個人差がありますので確実なお約束はできかねますが、商品開発時に発毛・育毛促進のために採用しております」ということでクリア。
条件6|経済的で買い続けられる
「haru黒髪スカルプ・プロは1本あたり大容量の400mlが2880円でお使いいただけます。ノンシリコンなのにリンスは不要なので、さらに経済的だと思います」で、お届けも毎月ではなく2ヶ月に1回が可能です。お手頃価格なのでクリア。
ということで、すべてクリア!これは、かなり良い商品だと思いますね。
そして使ってみた結果、私はすっかりharu黒髪スカルプ・プロの愛用者です。
おかげ様で、髪と頭皮にはまぁまぁ自身アリです(笑)
アミノ酸シャンプーは頭皮環境を整える
それでは最後に、アミノ酸シャンプーがここまで髪と頭皮に良い影響を与えてくれる理由を解説したいと思います。
「アミノ酸配合」という表記になっているシャンプーの場合は、アミノ酸系洗浄剤を少量加えたものが多く、純粋なアミノ酸シャンプーではありません。主成分は、石油系界面活性剤・石けんである場合が多いのです。ご購入の際は、アミノ酸シャンプーというだけでなく、石油系界面活性剤などの化学成分を含んでいない無添加のものを選んでください。
髪の毛はケラチンというたんぱく質で形成されていて、これを構成するのがアミノ酸です。
アミノ酸シャンプーは、髪や頭皮への刺激が少なく、優しく汚れを落としてくれるののが特徴。
髪の毛も痛みにくく、頭皮は健康な状態を維持できるのです。
その結果、抜け毛・薄毛・フケ・かゆみ等の症状改善につながります。
そして、もう一つ。
刺激が少ないので、敏感肌やアトピーの方でも安心して使うことができるというメリットがあります。
また、髪の毛にアミノ酸を補充することができるため、適度な水分を保つことができ、手触りもよくしっとりとした元気な髪の毛になるという万能さが備わっています。
「ココイルグルタミン酸」「ココイルアラニン」「ラウロイルメチルアラニンNa」などの洗浄成分が書かれているのは「良質なアミノ酸洗浄成分」と言えます。さらに無添加シャンプーでもあることを確認できれば、問題なしです。
「ラウリル硫酸」、「ラウレス硫酸」、「スルホン酸」などの高級アルコール系洗浄剤が書かれていたら、それはアミノ酸シャンプーとは考えない方が良いでしょう。これらは無添加のシャンプーではないと私は思っています。
アミノ酸シャンプーは皮脂のバランスを整える
シャンプーには汚れを落とす洗浄成分が含まれています。
この洗浄力が強すぎると、本来必要な皮脂まで取り除いてしまい頭皮の乾燥を招いてしまうため、痒みやフケの発生にもなります。
しかし、乾燥を防ぐために皮脂はさらに分泌されてしまうケースもあります。皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が余計に詰まってしまい、抜け毛や薄毛の原因とにもなります。
アミノ酸の洗浄成分は、洗浄力が強すぎないところが良いのです。
汚れは落としつつも、皮脂を落とし過ぎない。
特に、「普段から頭皮が油っぽく感じ、ベタベタするフケが発生している人」「カサカサに乾燥したフケが大量に発生している」と感じている人は、使用するシャンプーの成分も注意して選んでみてください。
頭皮環境は、無添加アミノ酸シャンプーを使い続けるだけで、自然と改善されると思います。
育毛成分を含むアミノ酸シャンプーもある
アミノ酸シャンプーには、アプローチの仕方により様々育毛成分が配合されているケースもあります。
※私がおすすめするharu黒髪スカルプ・プロも育毛成分を含んでいます。
頭皮の炎症を抑え、頭皮環境を整える「グリチルリチン酸2K」、代謝を促進し育毛効果を高める「グリコシルトレハロース」、血行促進や細胞分裂の促進などの作用がある「センブリエキス」などなど。
また女性には、髪の美しさも大事。
髪の毛の保湿力を高める「ヒアルロン酸」「加水分解シルク」、髪を美しくする成分「ローズエキス」「アルガンオイル」「ツバキ油」などもシャンプー選びのポイントのひとつですね。
主な育毛成分の例
グリチルリチン酸2K / センブリエキス / カミツレエキス / グリコシルトレハロース / 大豆エキス / ホホバ種子脂 / ハトムギエキス / シラカバ樹皮エキス / オキナワモズクエキス / アロエベラエキス / ホホバ油 / セイヨウアカマツ球果エキス / ビワ葉エキス …など
主な美髪成分の例
アルガンオイル / コラーゲン / ヒアルロン酸 / ユーカリ葉エキス / ローズマリーエキス / ローズマリー油 / オレンジ油 / リビジュア / ツバキ油 / 加水分解シルク/ヘチマエキス …など
こうした成分を含んだアミノ酸シャンプーを使用して頭皮環境を改善し、育毛剤の有効成分を浸透させることで育毛効果はグッと上げることも可能なのです。
[ 調査・編集 ] AKANE