その髪の悩みはエイジングが原因!?
髪がパサつく、髪型も決まらない…そんな時、あなたはどうしますか?
保湿性の強いトリートメントを使ったり、ヘアワックスで誤魔化したり。つい、私たちは髪の毛を気にして“ダメージケア”に夢中になってしまいます。しかし、本当にキレイな髪を育てるためには、ダメージケアでは不十分。
「髪は毛根で作られているんですよ」
本来の元気な髪を取り戻すには、毛根から健康にしてあげることが大切だと澤田さんは言います。その理由は髪の悩みの原因が、頭皮のエイジング(老化)により生じているからなんです。
こうして髪の悩みは増えていく
「頭皮が硬いのは血行が悪い証拠なので、毛根に栄養がいきわたらなくなります」
硬い頭皮は血行不良の証拠。毎日忙しく働いて、ストレスフルな生活を送っているあなた、頭皮は硬くなっていませんか?
体をめぐる血には「栄養を運ぶ働き」があるにも関わらず、血行不良を起こしてしまうと、毛根へ栄養が運ばれにくくなります。それが、髪を細くして、抜け毛やボリュームダウンなどの悩みを引き起こしてしまいます。
しかし、それだけではありませんでした。
「頭皮がたるむと、毛穴も歪んでしまいます」
年齢を重ねると生じる“肌のたるみ”。
頭皮も例外ではありません。
頭皮がたるむと毛穴の歪みにもつながってしまい、癖毛の原因になるそうです。また、広がった毛穴が髪の立ち上がりを悪くするとも言われており、健康で輝く髪を作るには頭皮ケアが欠かせないんです。
ということで、美しい髪を作るための“頭皮のエイジングケア”についても教えていただきました。
エイジングケア、3つの新常識!
30代~40代の女性と言えば、家事・仕事を両立されている方が多く、そんな女性を応援するコスメも非常にたくさんあります。しかし「本当に女性のためになる製品がない」と澤田さんは言います。
間違ったエイジングケアをされている方は、逆効果にもなってしまう。
私たちが常識と思っていたエイジングケアには、間違った考え方もあるとアドバイスをしてくれました。
刺激の少ない洗浄剤で十分に汚れは落ちる
頭皮は毛穴が多く、一般的には顔の3倍の皮脂が出ると言われ、洗浄力の強いシャンプーを選んでしまいがち。しかし、実際はお湯で予洗いをするだけでも、7割くらいの髪の汚れは落ちます。
そのため、アミノ酸系など洗浄力が若干弱いシャンプーで十分に頭皮の汚れは落ちるとのこと。
「エイジングケアに、石油系界面活性剤はふさわしくありません」
私たちが何気なく使っているシャンプーには石油系界面活性剤がたくさん含まれています。なぜ、エイジングケアに石油系界面活性剤がふさわしくないのに、使われているのでしょうか?
「ドラッグストアなどで市販流通させるためには、価格を抑えなくてはいけません。そのために安価な洗浄成分が必要なので石油系界面活性剤が使われているんです」
市販シャンプーの成分選定は安価に抑えることが重視されるため、本来必要な成分が含まれていないだけでなく、使いたくない成分が多量に含まれているので注意が必要です。
水道水はキューティクルを傷つける
シャンプーをしないことが一番いい。
昨今は、そんな「ノープー」と呼ばれる人も増えているそうです。
「水道水に含まれている塩素で、キューティクルは剥がれていってしまうんです。また頭皮に汚れた皮脂が溜まり、臭いの原因にもなります」
髪の美しさはキューティクルによっても守られています。しかし、日本の水道水には塩素がたくさん含まれており、それらが髪のキューティクルを剥がしてしまうことになる。
キューティクルが剥がれると髪の水分が逃げてしまい、パサつき・うねりの原因になります。また、髪に当たる光が乱反射を起こしてしまうので、美しく輝く髪には至りません。
「シャンプーだけで仕上げる方も多いようですが、トリートメントでキューティクルを補修してあげることは適切なケアですよ」
トリートメントのシリコンは頭皮につけるのは良くありません。しかし、髪の中間~毛先にシリコンインのトリートメントをすることで、さらに輝きが増すそうです。
頭頂部からのマッサージはNG
キレイな髪は毛根から。頭皮をしっかりマッサージすることで血流を良くし、毛根に栄養を届かせなくてはなりません。
「頭頂部には毛細血管しかないので、まずは側頭部からマッサージしてあげることが血流改善のポイントです」
私たちの側頭部や後頭部に太い血管があるため、髪は比較的元気。しかし、頭頂部には毛細血管しかないため、血行不良を起こしやすい作りになっているそうです。
「時間がないから…」と言って、ついつい頭頂部からマッサージを始めてしまいがちですが、それではかえって毛細血管を傷つけてしまうことに。
お急ぎの方は側頭部をほぐしてあげるようにしましょう。それで頭頂部の血流まで改善できるそうです。
正しいエイジングケアを“patron”に凝縮
こうしたケアは、これまでは美容室や毛髪サロンでしかできませんでした。そのため、多くの時間とお金がかかってしまい、とても継続して行えるものではありませんでした。
そこで生まれたのがpatron(パトロン)。「シャンプー + 頭皮用トリートメント + 髪用トリートメント」の基本セットに、ヘアオイルも用意されています。
これによって、ご自宅でも正しいエイジングケアが毎日できるようになりました。
エイジングケアに欠かせない成分配合
「アミノ酸洗浄剤特有の軋みやゴワつきを、スルホコハク酸系の洗浄剤をブレンドすることで解消しています」
頭皮に良いとされているアミノ酸洗浄剤ですが、洗い上がり後の手触りには課題がありました。そこで澤田さんが注目したのが、スルホコハク酸系洗浄剤です。
スルホコハク酸系はアミノ酸洗浄剤よりも低刺激。
だから髪の仕上がりは“ふんわりサラサラ”。
スルホコハク酸は高級洗浄剤のため、なかなか配合しているシャンプーはありません。しかし、この独自配合の洗浄剤が、女性の髪に最も適した配合とのこと。初めて使用したその日から、効果を実感できる方も多いそうです。
「アスタキサンチンも頭皮のエイジングを防ぐために絶対に必要な成分です」
頭皮のたるみ、保湿、臭いの除去など、アンチエイジング効果満載のアスタキサンチンをシャンプーだけでなく、頭皮用トリートメント、毛髪用トリートメントにも含んでいます。
patronはこうした美容成分が95%以上の配合されているため、まさにエイジングケアに適したブランドになっているのです。
自宅で“プロのヘッドスパ”
毛根へしっかり栄養をいきわたらせることが、正しいエイジングケアの条件。そんな澤田さんがおすすめするのは毎日のヘッドスパです。頭皮マッサージは1分~2分の短い時間で構わないとのこと。
「ヘッドスパの頭皮と、仕事中の頭皮の硬さは全然違いますよ」
血のめぐりを改善することを毎日の習慣にしていただくことが大切です。
稀に、石油系界面活性剤が含まれた刺激の強いシャンプーや、シリコンたっぷりのトリートメントで頭皮をマッサージしている人がいますが、それは余計な負担を与えてしまうので控えてください。
1日を通して変化する香り
香りもその人の個性をあらわす大切なポイント。ヘアケアアイテムでも、香りの良さで選ぶ方も多いのではないでしょうか?
しかし、香りの演出は簡単ではありません。特にパトロンでは、リラックス効果へもこだわっており、調香師との何百回もの施策を重ねて、理想の香りを実現しているとのこと。
「ヘアフレグランスのように1日を通して香りの変化を楽しんで頂けるように作っています」
最初は石けん調のフローラル・シトラスが華やかに香り、その後はローズ、ジャスミンなどの女性らしいホワイトフローラルの香り、そして最後はエキゾチックなフローラルブーケの香りへと変化を続けます。
美しい髪がなびくたびに甘美な香りがあなたに大人の魅力をさらにアップしてくれます!