編集部による成分チェック / 成分数:8個
- 安心:5個
- 気になる:3個
- 避けたい:0個
- 未詳:0個
- 安心
- ・・・薄毛でも安心して使用できる
- 気になる
- ・・・少量なら問題ないと考えている
- 避けたい
- ・・・薄毛対策には避けたほうが無難
- 未詳
- ・・・詳細が明らかになっていない
全成分チェックの総評
配合成分を見てみると、頭皮に使用するうえで「どうしても避けたい」という成分はありませんでした。薬剤師の確認が必要になりますが、許可が降りれば安心して使える育毛剤と言えそうです。
ただ、気を付けたい成分が3つ。使用する上での注意点を守り、肌の状態に気を付けて使えば基本的には肌への刺激は少なそうですが、敏感肌で心配な方はパッチテストをするなど慎重に使いましょう。
避けたい成分は0つ
リアップリジェンヌは、大手製薬会社の大正製薬から販売されている育毛剤だけあって、安心して使用できそうです。
ムーアマウンのなかで取り扱っている育毛剤の中では数少ない医薬品になります。実際に購入の際には「薬剤師による適正使用の確認」が必要になるのでそこは覚えておきましょう。
気をつけたい成分は3つ
どうしても気をつけたい成分はありませんでしたが、下記の成分には少し注意が必要。医薬品だからこそ、というのもありますが特に敏感肌の方にとっては皮膚刺激になることも。どんな成分が入っているのか具体的に見てみましょう。
ミノキシジル
もともとは高血圧の治療のために血管拡張剤として開発された成分。副次的な作用として体毛が濃くなる効果が見られたので育毛剤に使われるようになりました。副作用は本来の効果に関係するものが多く、低血圧や多毛症などが観られます。また成分が母乳に移動するので授乳中の赤ちゃんがいる女性は使用を禁止されています。
I-メントール
アルコールの一種の有機化合物です。ハッカ臭の芳香とひやりとした清涼感があります。鎮静効果、細胞賦活効果や配合成分の浸透促進効果が期待できる成分。この成分は使うと肌が冷たくなった感じを受けますが、使いすぎると燃焼感覚もあります。
エタノール
アルコールに分類される物質です。清涼感があり、防腐力向上の働きもあります。元々、怪我や炎症を起こしている所に使用したり、バリア機能が低下している場合には、かゆみや赤み、ピリピリと感じることがあります。
使用する際は肌の状態に気をつけましょう。
副作用の心配はあるの?
許可が降りれば安心して使用できる育毛剤です。
リアップリジェンヌでは、ミノキシジルが配合されています。
この成分は長いあいだ親しまれている育毛有効成分ですが、リアップリジェンヌの使用には薬剤師の適正使用確認が必要になります。
医薬品なので、効果が高い分人によっては副作用のリスクがあるからですね。
副作用の可能性があるものとしては、「かゆみ・血圧低下・むくみ・体毛が濃くなること」などがあげられます。
最近では、このミノキシジルよりも効果が高くて、副作用がない成分にも注目が集まっているので、
- 薬剤師の確認がめんどくさい
- 副作用のリスクはあまり取りたくない
という方はそちらを確認してみてもいいかもしれません。
リアップリジェンヌの成分解説
安心
1,3-ブチレングリコール
- 保湿
- 殺菌
- 保存料・防腐剤
天然のアミノ酸で、陽、陰の両方の性質のイオンを持った両性界面活性剤。髪や肌に弾力を与え、帯電防止の効果をもたらす。水に溶けやすくべたつかない。保湿効果があり、毛髪に吸着することで乾燥を防ぐ。
気になる
エタノール
- 収れん
- 殺菌
アルコール成分のことで、高い殺菌の効果がある。配合される量によって役割が変わるが、量が多いと刺激を感じる人もいる。抗菌、収れんなどの効果もあるが、シャンプーなどに使われる場合はさっぱり感を与えるが、乾燥を招くこともある。
安心
クエン酸Na
- 保湿
- 収れん
- 皮膚軟化
毛穴を引き締め固くなった皮膚を柔らかくし、血行を促進して保湿効果をもたらす。古い角質を取り除くためニキビ跡などに効果的。PH調整や酸化防止効果もあるため、食品や化粧品の保存料、キレート剤として利用されることが多い。
安心
酢酸トコフェロール
- 着色剤
- 血行促進
- 抗酸化
人口生成されたビタミンEの一種で、油に溶けやすいため化粧品などに使用される。薬品にも使用される安全な成分。抗酸化作用や血行促進作用があり、頭皮のかゆみやフケなどのトラブルを防ぐ。末梢血管拡張作用や血行促進作用がある。
(別称|酢酸DL‐α‐トコフェロール,トコフェロール酢酸エステル)
安心
パントテニルエチルエーテル
- 保湿
- 抗炎症
- 細胞活性化
- 皮膚軟化
- 育毛
ビタミンB6の一種で、頭皮に浸透しやすく、他のビタミン類の吸収率を上げる。保湿力が高く頭皮を柔らかくして髪の毛が生えやすい環境を作る。バルジ領域を刺激し、毛根幹細胞の生成を促すため間接的に育毛を促進する。抗炎症作用もある。
安心
ヒアルロン酸Na
- 保湿
- 皮膚軟化
もともと皮膚の真皮に存在している成分で、肌や髪の保湿の作用を担っている。粘性のある高分子ポリマーで、1gで6ℓの水分を蓄えられる。リンスなどに含まれる場合、お湯ですすぎすぎると流れ落ちてしまう為、滑らかさが残る程度にすすぐと良い。
(別称|ヒアルロン酸Na-2)
気になる
ミノキシジル
- 血管拡張
- 育毛
小さくなった毛包を大きく深く成長・活性化させると言われているが詳細は不明なことも多いです。乱れたヘアサイクルを正常に戻します。医薬品扱いの成分のため服用する事によって副作用等があるので注意が必要。
気になる
メントール
- 抗炎症
- 血行促進
- 抗菌
Iメントールという成分で、ハッカやミントに含まれる。それ自体に冷却効果はなく、冷感受容体を刺激し冷たいと錯覚させる作用がある。抗炎症、血行促進、抗菌などの効果があるため、冷感を売りにしたシャンプーや育毛剤などにも使用される。
(別称|I-メントール)