編集部による成分チェック / 成分数:31個
- 安心:29個
- 気になる:2個
- 避けたい:0個
- 未詳:0個
- 安心
- ・・・薄毛でも安心して使用できる
- 気になる
- ・・・少量なら問題ないと考えている
- 避けたい
- ・・・薄毛対策には避けたほうが無難
- 未詳
- ・・・詳細が明らかになっていない
全成分チェックの総評
ドットエヌシャンプーは、日本で初めて「COSMOS(エコサート)認証」(EUの任意団体の厳格な基準によりオーガニック製品と認められたものだけに認証が与えられます)を受けたシャンプーです。
いわばオーガニックのお墨付きですね。
また、頭皮に良くない硫酸系原料やシリコンも使われていません。
ドットエヌシャンプーの全成分をチェックしましたが、「なるべく避けたい成分」の配合は0でした。安心して使えますね。
ですが「少し気になる成分」が2つありましたので、肌の弱い方・アレルギー体質の方は注意が必要です。下で詳しくご説明します。
避けたい成分:0個
ドットエヌシャンプーには「シリコン・硫酸系原料・パラベン」のような「なるべく避けたい成分」は配合されていません。
天然由来が98%で頭皮を健康にしてくれ、フケや吹き出物を防いでくれるシャンプー。
実は、最近日本にやってきた話題のオーガニック専門スーパー、「ビオセボン」でも販売されているんです。
気になる成分:2個
なるべく避けたい成分は配合されていませんでしたが、少しだけ気をつけたい成分がいくつか。
この成分について、頭の片隅に入れておくためにも確認しておきましょう。
エタノール
エタノールは多くの化粧品・シャンプーなどに配合されています。その目的は「殺菌」です。
頭皮で雑菌が繁殖するとイヤな匂いの元になったりするのでそれを防止する役割があります。
一般の方であれば心配ないのですが、頭皮にかゆみがある・赤くなっているなどの場合は、若干の刺激を感じることがあります。
使い始める前にパッチテスト等を行なったほうが良いかもしれません。
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
マメ科のグアーの果実を素材としており、髪のきしみを無くすために配合されています。
若干の毒性があると言われています。シャンプーに配合されている量であればほとんど心配はありませんが、敏感肌の方や頭皮にトラブルのある方は念のため少量を薄めて試すほうがいいでしょう。
また、マメ科由来の成分なのでピーナッツなどのアレルギーのある方は気をつけたいですね。
副作用の心配はあるの?
ドットエヌシャンプーには「できれば避けたい成分」はゼロ、「気になる成分」は2つ配合されていました。
一般的な肌をお持ちの方であれば安心して使用していただけるシャンプーですね。
お肌の敏感な方や、頭皮がかゆい・フケが酷いなどのトラブルのある方は念のためパッチテストを行なう、
もしくはごく少量から始めてみるなどして様子をみていただくと、より安心してご使用いただけます。
オーガニックな成分たっぷりなドットエヌシャンプーで頭皮トラブルから開放されましょう。
ドットエヌの成分解説
安心
アロエベラ葉エキス
- 保湿
- 殺菌
- 5αリアクターゼの抑制
アフリカなどが原産のアロエで、日本でよく見るキダチアロエとは別の品種。ムコ多糖体という保湿成分の他、アロエチンという殺菌や解毒作用のある成分が含まれている。アロインが5αリダクターゼを阻害するため、育毛剤などにも配合される。
安心
イタリアイトス葉/実/茎油
- 保湿
イタリアイトスギの葉・実及び茎から得られる精油。地中海沿岸地方が原産で南フランスを中心として、枝・葉を水蒸気蒸留することにより、淡黄色あるいは淡いオリーブグリーンかかった精油が作られています。肌の調子を整え、乾燥しがちな肌にうるおいを与えます。
安心
ウミクロウメモドキ油
- 抗酸化
中国など乾燥した土地に自生するグミ科の植物、サジーの実から抽出されるオイル。ビタミンC、たんぱく質、多くのアミノ酸やミネラルが豊富に含まれており、葉は健康茶として飲まれる。抗酸化作用のあるカロテノイドが多く、細胞の酸化を防止する。
気になる
エタノール
- 収れん
- 殺菌
アルコール成分のことで、高い殺菌の効果がある。配合される量によって役割が変わるが、量が多いと刺激を感じる人もいる。抗菌、収れんなどの効果もあるが、シャンプーなどに使われる場合はさっぱり感を与えるが、乾燥を招くこともある。
安心
オレンジ油
- 香料
- 保湿
- 美白
- 殺菌
- 洗浄剤
オレンジの果実部分から抽出されるオイルで、主成分はリモネン。抗菌、沈静の効果がある他、毛根を刺激し育毛を助ける。フケが気になる頭皮にも良い。皮脂を分解し毛穴の汚れをスッキリ落とす作用もあるのでスキンケアに向く。
安心
クエン酸
- ヘアコンディショニング
柑橘類に含まれる酸っぱい成分。シャンプーなどの成分が影響してアルカリ性に傾いた毛髪を、弱酸性に戻す性質がある。開いたキューティクルを引き締めて整え、指通りを滑らかにする。皮膚の細胞を活性化させるので、頭皮にも良い。
(別称|無水クエン酸)
気になる
グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
- ヘアコンディショニング
- 帯電防止・きしみ防止
- 乳化剤
- 洗浄剤
グァーという豆科の植物由来の界面活性剤で、帯電やきしみを防止し指通りを滑らかにする。髪の毛のコンディショニング剤や乳化剤して使用され、毛髪を柔らかく質感を良くする。通常量の使用であれば問題ないとされるが、まれに刺激を感じることもある。
安心
グリセリン
- 保湿
パーム油や菜種油などの植物油や、石油から得られる成分でアルコールの一種。人間の体何も中性脂肪として存在している。水に溶けやすい。甘味料としても使わる他、保湿性が高いので化粧水や乳液などにも利用される。
(別称|グリセリン油・濃グリセリン)
安心
コカミドプロピルベタイン
- 保湿
- 皮膚コンディショニング
- ヘアコンディショニング
- 帯電防止・きしみ防止
- 洗浄剤
ベタイン系の両性界面活性剤。刺激が少なくマイルドで、ベビーシャンプーなどにも使用されるほど安全性が高い。しっとりとした仕上がりになる。ラウリル硫酸Naなどの強い成分を緩和させる目的で同時配合させたりする。アミノ酸系ではない。
安心
ココイルグルタミン酸2Na
- 洗浄剤
- 起泡剤
ヤシ油由来のココイルグルタミン酸に2つのナトリウム塩がついたアミノ酸系界面活性剤。陰イオン界面活性剤の中でも、適度な洗浄力と泡立ちを有している。毛髪に吸着してしっとりさせるが、肌や髪と同じ弱酸性の商品に使われることが多いため、敏感肌やダメージヘアの方にも適している。
安心
ココイルグルタミン酸Na
- 洗浄剤
アミノ酸系アニオン界面活性剤でココヤシが由来の成分。適度な洗浄力で、刺激が弱め、配合されるとアミノ酸系シャンプーと呼ばれる。医薬部外品のシャンプーに配合される場合には「N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミンサンNa」という名称にもなる。
(別称|N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミンサンNa)
安心
ショウガ根エキス
- 香料
- 保湿
- 血行促進
- 血管拡張
- 抗酸化
- 痒み防止
- 抗菌
- 殺菌
ショウガチンキとも呼ばれる成分で、抗酸化作用のあるジンゲロールや、抗菌、抗ウイルス作用のあるカンフェンが含まれる。血行促進作用が特徴で、頭皮の血管を拡張し他の成分を浸透しやすくしたり、毛穴に詰まった汚れを汗で流し出す効果がある。
(別称|ショウキョウエキス(2))
安心
精製水
H2O。ヘアケア製品や化粧水などのベースとなる成分で、他の基剤を中和する役割。界面活性剤などの洗浄成分や保湿成分、有効成分だけで作ると刺激が強すぎるため、薄めて肌への刺激を抑えたり、製品のテクスチャを調整したりする。
(別称|水・海洋深層水)
安心
セイヨウニワトコ花エキス
- 抗炎症
- 収れん
- 皮膚軟化
- 紫外線予防
別名エルダーと呼ばれ、肌を柔らかくしたり日焼けやダメージを受けた肌の修復作用・収れん作用などもあります。「エルドリン」が含まれていてルチンまたはビタミンPとしても知られています。天然の消炎剤としての機能を果たし、傷を癒し、ビタミンCの吸収を助けることで知られています。
(別称|エルダー)
安心
チャ葉エキス
- 消臭
- 保湿
- 抗炎症
- 血行促進
- 収れん
- 抗酸化
- 抗菌
- 髪の成長促進
チャノキというツバキ科の植物の枝や葉から抽出したもので、緑茶はチャノキの葉を乾燥させたものである。ポリフェノールやカテキンが多く含まれており、収れん作用が肌を引き締め、殺菌効果が肌をいたわりながら招集する。
(別称|チャエキス・チャ乾留液・茶エキス(1)・チャエキス-1)
安心
ニオイテンジクアオイ花油
テンジクアオイという植物の花びらから採れる精油で、成分にはシトロネールやゲラニオールが多い。防虫・虫よけに使われたりする他、収れん作用が毛穴を引き締め、血行を促進しむくみやセルライトに効果がありダイエットにも良い。
安心
パルマローザ油
- 沈静
- 収れん
- 細胞活性化
- 抗菌
ネパールなどに自生するイネ科の多年草から採れる精油。抗うつ・抗菌・抗真菌・収れんなどの作用がある他、皮膚の弾力を回復させ、組織を活性化し、ハリやつや、潤いを与える。脱毛やフケにもこうかがあるとして様々なケア商品に利用される。
安心
ヒポフ葉エラムノイデス果実油
- 抗酸化
ビタミンCが豊富、ビタミンA・ビタミンE、さらに油脂を含んでいるのも特徴です。果実を絞ると上層にはクリーム状や液状の油脂が浮かびます。また不飽和脂肪酸が多く、抗酸化作用が高いので優れたエイジングケアオイルとして用いられます。
安心
フィチン酸Na
- 抗酸化
米ぬかなどから得られるイノシトールのヘキサリン酸エステル。フィチン酸Naには強いキレート作用(金属イオン封鎖作用)があり、クリームや乳液などのエマルジョンに配合すると酸化防止作用を示します。
安心
フユボダイジュ花エキス
- 抗炎症
- 収れん
- 抗酸化
- 痒み防止
ヨーロッパなどに自生するシナノキの花弁から抽出されたエキスで、主成分はタンニンやフラボノイド。収れん、抗菌、保湿や血行促進作用があり、肌のキメを整えて細胞を活性化させる。かゆみを抑える効果もあるので、かゆみケアのシャンプーなどに配合される。
安心
プロパンジオール
- 保湿
ブチレングリコールやプロピレングリコールの代替品として使用される。保湿力が高く化粧水などに配合される。医薬品メーカーのデュポン社が開発した製品で、トウモロコシなどのデンプンが含む糖を発酵させて作られる。
安心
ベルガモット果実油
- 香料
- 抗菌
- 殺菌
他の柑橘系のオイルと違い、リモネンが少なく香りには甘さが少ない。また光毒性が強いため、オイル使用後に紫外線に当たるとシミや皮膚炎の原因になるので注意が必要。消化促進、抗菌作用があり、特に黄色ブドウ球菌に有効。ヘアケアにも良い。
安心
ペンチレングリコール
- 保湿
- 抗菌
- 殺菌
多価アルコールの一種で、グリセリンよりもさっぱりした保湿剤や感触改良剤として使用される。殺菌の繁殖を抑える効果もあり、同配合の防腐剤配合量を減らすことが可能。5%以下の配合で十分な抗菌力があるのでパラベンフリーの製品に使用されることが多い。
安心
マグワ果実エキス
- 保湿
- 抗酸化
クワ科の植物から抽出されたエキスで、メラニンの活動を抑制することで美白の効果がある。抗酸化作用のあるフラボノイドやクマリンなどの成分が含まれ、保湿の効果もあるため、頭皮を若々しく柔らかく保つことで育毛を促す。(ソウハクヒエキスとの違いが未詳のため同一にしています)
安心
マグワ葉エキス
- 保湿
- 抗酸化
クワ科の植物から抽出されたエキスで、メラニンの活動を抑制することで美白の効果がある。抗酸化作用のあるフラボノイドやクマリンなどの成分が含まれ、保湿の効果もあるため、頭皮を若々しく柔らかく保つことで育毛を促す。(ソウハクヒエキスとの違いが未詳のため同一にしています)
安心
ミシマサイコ花/葉/エキス
- 沈静
- 保湿
- ヘアコンディショニング
ミシマサイコの花、葉及び茎のエキスを指します。この植物の根を生薬「柴胡(さいこ)」といい、解熱、鎮痛、ヘアコンディショニング剤、保湿・湿潤剤作用があり、多くの漢方処方に用いられている薬草です。現在では絶滅危惧種になっています。
安心
ヤマザクラ花エキス
- 保湿
- 紫外線予防
- 髪や地肌の老化防止
桜の花エキスは、八重桜の花びらから抽出されたエキスで、抗老化の効果がることで注目を集めています。また、コラーゲンの産生促進、シミ・そばかすの原因とされるチロシナーゼの活性を抑制することによる美白効果も期待されています。
安心
ヨクイニンエキス
- 保湿
- 消炎
ハトムギの種子から種皮を取り除いた部分から抽出されたエキスで、古くから鎮痛剤や利尿剤として使用されていた漢方薬。保湿や消炎作用があるため、ニキビ対策の化粧水などに使用される。毛包幹細胞を刺激して発毛を促す効果もある。
安心
ラウリン酸ポリグリセリル-10
- 皮膚軟化
- 乳化剤
- 洗浄剤
- 油剤・乳化安定剤
植物性脂肪酸のラウリン酸と水溶性の保湿成分のグリセリンからなる非イオン性合成界面活性剤。人の皮脂成分に似ており、保護膜を張って水分を閉じ込めることから、高い保湿効果が期待できる。赤ちゃん用の日焼け止めにも使用されるが、刺激を感じる場合もある。
安心
ラベンダー花エキス
- 香料
- 抗炎症
- 殺菌
シソ科のラベンダーの花びらから抽出したエキスで、タンニン、リナロール、リモネンなどを多く含む。香料として使用だれる他、殺菌、抗炎症、収れんの効果があり、皮脂の過剰分泌を防ぎ毛穴をスッキリさせる。香りにはリラックス効果がある。
安心
ローズマリーエキス
- 消炎
- 血行促進
- 収れん
- 抗酸化
- 抗菌
- 殺菌
和名マンネンロウという植物から抽出されるエキス。心臓の拍動を強めて血流を促進する。抗菌・抗酸化・消炎などの効果があり、ニキビや肌荒れに良い。肌の状態を改善し、血流を促進する効果から、育毛剤などに配合されることもある。