編集部による成分チェック / 成分数:19個
- 安心:15個
- 気になる:4個
- 避けたい:0個
- 未詳:0個
- 安心
- ・・・薄毛でも安心して使用できる
- 気になる
- ・・・少量なら問題ないと考えている
- 避けたい
- ・・・薄毛対策には避けたほうが無難
- 未詳
- ・・・詳細が明らかになっていない
全成分チェックの総評
ハイビスカスシャンプーには、どうしても避けたい刺激の強い成分は配合されていませんでした。敏感肌や乾燥肌の人におすすめとされている公式ページに書いてある通り、安心して使えるシャンプーです。
洗浄成分や防腐剤などいくつかの気になる成分については下記でご説明しますね。
ただ、アレルギー成分に反応してしまうとかぶれることがあります、一応事前にパッチテストは行えば安心して使えそうです。
避けたい成分はありませんでした
ハイビスカスシャンプーに避けたい成分はありません。
厳選された植物由来の有効成分を配合したシャンプーとして注意深く作られているのがよくわかりました。
必要な洗浄成分もできるだけ体に害のないものを選び抜かれているんですね。
気をつけたい成分は4つ
ハイビスカスシャンプーにも少し気になる成分が配合されていました。
また洗浄成分の刺激性によっても、頭皮ケアシャンプーの選び方は大きく左右します。
気をつけたい成分がどんなものなのか、具体的に見ていきましょう。
ラウラミンオキシド
別名ラウリルジメチルアミンオキシド液とも呼ばれる洗浄補助成分です。
単独では安心できる成分ですが、配合内容によって刺激を強める場合もある成分です。
ラウリン酸スクロース
水と油を混ぜ合わせる乳化作用、汚れを分散させて落ちやすくする作用があります。
ラウリン酸スクロースは食品添加物としても使われている、比較的安心できる成分ですが洗浄剤として使われる際には一定の刺激があることを覚えておきましょう。
フェノキシエタノール
フェノキシエタノールはお茶などからを抽出したもので、防腐剤として使用されます。
幅広い抗菌性能があり、自然派化粧品などによく使われている成分です。
炎症や湿疹などを悪化させることがあるので、頭皮に炎症などがある際には使用を控えたほうがいいでしょう。
メントール
メントールはハッカやミントに含まれる成分。ハッカ飴などのスースーする作用もこのメントールのものですね。
湿布などの清涼感もメントールによるもの、大きな刺激はありませんが、ごくまれにアレルギーを起こす方がいます。湿布などでかぶれたことがある人は注意が必要ですね。
副作用の心配はあるの?
ハイビスカスシャンプーは副作用の心配はほとんどありません。
そのほとんどが安心して使える成分で構成されています。
ただわずかですがアレルギーの原因となる成分が含まれています。
腕の内側などに少し塗って1日様子を見るなどを行うようにしましょう。
ハイビスカスシャンプーの成分解説
安心
クエン酸
- ヘアコンディショニング
柑橘類に含まれる酸っぱい成分。シャンプーなどの成分が影響してアルカリ性に傾いた毛髪を、弱酸性に戻す性質がある。開いたキューティクルを引き締めて整え、指通りを滑らかにする。皮膚の細胞を活性化させるので、頭皮にも良い。
(別称|無水クエン酸)
安心
グリチルリチン酸2K
- 消臭
- 抗炎症
- 解毒
- 抗アレルギー
- 痒み防止
- 殺菌
漢方薬として使用される「甘草」の根から抽出されたグリチルリチン酸とカリウムを化合した成分で、ニキビや皮膚炎に効果がある。炎症しかゆみがある頭皮などに効果があり、薬用シャンプーのフケ・かゆみ用として売られている製品に含まれることが多い。
(別称|グリチルリチン酸ジカリウム)
安心
ゲットウ葉油
- 保湿
- 消炎
- ヒフダニを除去
月桃の葉から抽出されるオイルで、ポリフェノールが赤ワインよりも豊富に含まれている。防カビ、抗菌、防虫効果が皮膚ダニに良いとされ、シャンプーなどに配合される。炎症を抑え保湿効果もあるため、ニキビ予防の化粧水や石鹸などにも使用される。
安心
ココイルグルタミン酸K
- 保湿
- 洗浄剤
ヤシ油由来グルタミンサンにカリウムを結合したアミノ酸系界面活性剤で、低刺激の弱酸性。TEAと比べるとさっぱりした洗い上がりになる洗浄剤。保湿力もありヘアコンディショニング剤としても使用され、ツッパらずしっとり仕上がる。
安心
ココイルグルタミン酸Na
- 洗浄剤
アミノ酸系アニオン界面活性剤でココヤシが由来の成分。適度な洗浄力で、刺激が弱め、配合されるとアミノ酸系シャンプーと呼ばれる。医薬部外品のシャンプーに配合される場合には「N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミンサンNa」という名称にもなる。
(別称|N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミンサンNa)
安心
ココイルメチルタウリンNa
- 洗浄剤
ヤシ油由来のアニオン界面活性剤で、AMTとも呼ばれる。低刺激で安全性が高く、優れた洗浄成分と起泡性を兼ね備えている。ベタイン系の界面活性剤と併用することで品質が向上する。洗い上がりはさっぱりで、毛髪はふんわりと仕上がる。
安心
スクロース
- 保湿
サトウキビや甜菜から取られる砂糖の主成分で、ショ糖とも呼ばれる。血糖値を急上昇させたり、歯のエナメル質を溶かしたりする。保湿成分があり、スクラブ洗顔料などに使用される。
安心
精製水
H2O。ヘアケア製品や化粧水などのベースとなる成分で、他の基剤を中和する役割。界面活性剤などの洗浄成分や保湿成分、有効成分だけで作ると刺激が強すぎるため、薄めて肌への刺激を抑えたり、製品のテクスチャを調整したりする。
(別称|水・海洋深層水)
気になる
ティーツリー油
- 抗炎症
- 痒み防止
- 抗菌
オーストラリア原産の針葉樹で、抗炎症・抗菌・抗真菌作用に優れている。感染症予防の他、傷やニキビ、ヘルペスを早く治すなど、ヨーロッパでは万能薬として使用される。脱毛やふけ、頭皮のかゆみ、シラミ退治に効果がある。
安心
ハイビスカス葉エキ
- 保湿
- 抗酸化
沖縄などに自生する植物で、別名ブッソウゲ。高い保湿力があり皮脂バランスを整えるため乾燥肌、オイリー肌どちらにも効果的。ピルビン酸というソフトピーリング効果をもつ成分がい角質を優しく落とす。ビタミン豊富で抗酸化作用もあり、アンチエイジングの効果もある。
安心
ハンノキ水
- 消臭
- 保湿
- 血行促進
- 収れん
- 殺菌
カバノキ科の樹木で、沖縄に多く自生する。フィトンチッドという新築の家の匂いのような揮発性物質を含んでおり、消臭、抗菌効果が高く、シャンプーや化粧水の主要成分として使われることがあり、アトピー性皮膚炎を改善したり、免疫を整える作用がある。
安心
ピリドキシンHCl
- 細胞活性化
- 養毛
緑色の植物に含まれているビタミンB6の化学名。生体必須成分で、皮膚や毛髪、歯などを作る成分。免疫力を高め、肌荒れやニキビを予防する。ヘモグロビンの生成を促すため、毛細血管の細部に酸素を送り細胞を活性化させる。酸化しやすく、紫外線にも弱い。
(別称|塩酸ピリドキシン)
気になる
フェノキシエタノール
- 殺菌
玉露の揮発成分で、緑膿菌への殺菌作用があるアルコール成分。防腐剤として利用される成分で、パラベンの代用。パラベンより安全とされる成分だが、殺菌作用はパラベンよりも低く、まれにアレルギー反応を起こす人もいる。
安心
BG
- 保湿
- 抗菌
ブチレングリコールの略で、植物や石油を科学的に合成し作られた。抗菌や防腐の作用がある。グリセリンよりは劣るが保湿効果もあり、植物性のものは肌への負担が少ないとされる。人によっては合わない場合もあるので、注意が必要。
安心
ポリクオタニウム-10
- 皮膜剤
- ヘアコンディショニング
カチオン化セルロースとも呼ばれる界面活性剤の一種。毛髪のコンディショニング効果があり、少量であれば刺激は少ない。他の界面活性剤と一緒に配合しても洗浄力を阻害せずに、毛髪にハリやコシを与えることが可能。リンスインシャンプーなどに使用される。
(別称|塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース)
気になる
メントール
- 抗炎症
- 血行促進
- 抗菌
Iメントールという成分で、ハッカやミントに含まれる。それ自体に冷却効果はなく、冷感受容体を刺激し冷たいと錯覚させる作用がある。抗炎症、血行促進、抗菌などの効果があるため、冷感を売りにしたシャンプーや育毛剤などにも使用される。
(別称|I-メントール)
気になる
ラウラミンオキシド
- 帯電防止・きしみ防止
- 乳化剤
カチオン系界面活性剤の一つで、別名をラウリルジメチルアミンオキシド液という。水分と油分を混ぜ合わせる乳化作用があり、帯電防止効果もあるため静電気を防ぐ。また、頭皮への刺激は比較的弱いとされる為、安全な成分である。
安心
ラウリン酸スクロース
- 乳化剤
- 洗浄剤
- 油剤・乳化安定剤
ラウリン酸とショ糖から作られる非イオン性界面活性剤で、別名「ショ糖脂肪酸エステル」。洗浄、乳化、刺激の緩和、基剤同士を分散させるなどの目的で使用され、様々な化粧品に使用される。比較的安全性が高く、刺激は少ないとされる。
安心
ラベンダー油
- 香料
- 抗炎症
- 収れん
- 抗菌
- 殺菌
シソ科の植物で代表的なアロマオイルのひとつ。少量ではリラックス、高濃度だと神経を覚醒させる。抗炎症、癒傷、皮膚細胞の活性化などの効果がある万能なオイル。皮膚真菌症やかゆみを抑える効果が、頭皮環境を改善させ育毛を助ける。
(別称|ラベンダーエキス)