編集部による成分チェック / 成分数:14個
- 安心:13個
- 気になる:1個
- 避けたい:0個
- 未詳:0個
- 安心
- ・・・薄毛でも安心して使用できる
- 気になる
- ・・・少量なら問題ないと考えている
- 避けたい
- ・・・薄毛対策には避けたほうが無難
- 未詳
- ・・・詳細が明らかになっていない
全成分チェックの総評
リリィジュの全成分を調べた結果、危険性が気になる避けたい成分はありませんでした。
14年かけて開発されたいうリリィジュ。安心して使えるように配慮されていると感じられます。
効果・効能の説明書きには病後、産後の抜け毛にと記されています。
病後や産後のデリケートな体でも安心して使えるように考えられているということです。
少しだけ入っているエタノールも、自然なエキスを抽出したり配合したりするために必要なものだけ。
全ての成分を確認した結果として、リリィジュは、とても安全で安心して使える女性用薬用育毛剤とわかりました。
注意して判断したい成分はこれ
リリィジュの公式ページに記載されている全成分を全てチェックした結果、気になる成分をピックアップしてみました。
避けたい成分はありませんでした
リリィジュの成分のなかに危険性の高い、避けたい成分は0でした。
女性のための薬用育毛剤との宣言は確かなものと考えていいでしょう。安心して使える育毛剤です。
気をつけたい成分は1つ
安全性の高い医薬部外品であるリリィジュには、気をつけたい成分1つだけ。
これは自然エキス抽出のためには必要な成分です。
抽出するために使うので表記の必要がありますが、成分表の最後と最後から2つ目の表記なので、配合量としてはごく僅か。
成分表は配合量の多いものから記載される決まりがあります。
つまり刺激成分はごく少量のみの配合ということです。
全てをチェックした結果、とても安心できる内容でした。
無水エタノール
無水エタノールは、お酒に含まれているアルコールと同じもの。無水エタノールにはさまざまな成分を溶かし込む作用があり、溶剤として多くの化粧品に使われています。
特に自然のエキスを使う場合には、エキスの抽出になくてはならない成分です。
若干の刺激がある成分なので、量によっては皮膚に炎症が発症してしまう場合があります。
さらにアレルギーの原因物質にもなるので、注意が必要。
また、無水エタノールは自然エキス配合の製品には必ずと言っていいほど含まれています。
あまり心配する必要はないですが、もし気になる方はパッチテストは行ってください。
副作用の心配はあるの?
リリィジュに配合されている成分内容は、育毛に効果的な成分以外には無水エタノールのみでした。
成分表の記載をみても配合量はごくわずか。リリィジュによって引き起こされる副作用の危険はごく少ないと考えていいでしょう。
ただ、アルコール成分に敏感なアレルギー体質の方。
また、肌荒れがひどく頭皮のバリア機能が低下している方は、かゆみなどを感じる可能性はあります。
ご使用前に腕の内側に塗って1日放置しておくパッチテストを行ってください。
パッチテストで異常がなければ安心してお使いになることができます。
むしろ今回の調査で、リリィジュは繊細な女性の体を想定して作られていることがわかりました。
他の育毛剤が合わなかった方にこそおすすめしたい育毛剤です。
リリィジュの成分解説
安心
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム
- 保湿
- 収れん
- 皮膚軟化
ヒアルロン酸をアセチル化することによりさらに保水力をUPした成分で、従来のものの2倍の保水力がある「スーパーヒアルロン酸」と呼ばれる。肌なじみが良くしっかりと吸着するため、多量の水分を長時間保持することができる。
安心
桐葉エキス
- 育毛
- 髪の成長促進
桐葉エキスは、落葉高木の桐の葉のエキスです。昔から髪に良いとされていていました。ヒト毛包細胞増殖促進作用があり、髪の発毛に効果があり育毛剤に用いられています。
安心
クララ根エキス
- 血行促進
- 毛包細胞活性化
- 細胞活性化
- 痒み防止
- 抗菌
- 殺菌
- 5αリアクターゼの抑制
マメ科のクララという植物から抽出されるエキスで、別名:クジンエキス。マトリンやオキシマトリンなどのアルカロイド、フラボノイドやサポニンを多く含む。血行促進、抗菌・殺菌、毛根細胞の活性化をし、男性ホルモンの分泌を抑制する働きがある。
(別称|クララエキス(1))
安心
グリチルリチン酸2K
- 消臭
- 抗炎症
- 解毒
- 抗アレルギー
- 痒み防止
- 殺菌
漢方薬として使用される「甘草」の根から抽出されたグリチルリチン酸とカリウムを化合した成分で、ニキビや皮膚炎に効果がある。炎症しかゆみがある頭皮などに効果があり、薬用シャンプーのフケ・かゆみ用として売られている製品に含まれることが多い。
(別称|グリチルリチン酸ジカリウム)
安心
グルコシルヘスペリジン
- 血行促進
- 皮膚軟化
ミカンの内袋などに含まれるビタミンP(ヘスペリジン)をグルコースにより水溶性を高くした成分。ビタミンP誘導体とも呼ばれ、体内に吸収されやすくなっている。ビタミンPは血行促進、血流の改善、毛細血管の強化に役立つポリフェノールである。
安心
酵母エキス(1)
- 毛包細胞活性化
アミノ酸やビタミンB2・B6が豊富な成分で、毛乳頭細胞という発毛の命令を毛母細胞に下す細胞を刺激し、発毛を促進する効果がある。また、皮膚の修復、水分の蒸発を防ぎ、保湿の効果も高い。発毛やアンチエイジングに良いとされる成分である。
安心
センブリエキス
- 抗炎症
- 血行促進
- 抗酸化
- 抗菌
- 育毛
リンドウ科のセンブリから取れたエキスで、主成分はフラボノイド。健康茶として有名だがとても苦い。直接頭皮に塗っても脱毛を予防する。細胞分裂を促進させる効果があり、抗菌、抗酸化、効炎症、血行促進する。効果かでるまでに少し時間がかかる成分。
(別称|センブリ抽出液)
安心
ソウハクヒエキス
- 保湿
- 抗酸化
- 美白
- 皮膚コンディショニング
クワ科の植物の根から抽出されたエキスで、メラニンの活動を抑制することで美白の効果がある。抗酸化作用のあるフラボノイドやクマリンなどの成分が含まれ、保湿の効果もあるため、頭皮を若々しく柔らかく保つことで育毛を促す。
(別称|マグワ根皮エキス)
安心
ナイアシンアミド
- 消炎
- 血行促進
ニコチン酸は植物性、ニコチン酸アミドは動物性のビタミンB3で、ナイアシンはその総称。毛細血管を拡張することで血流改善を促し、糖や脂肪の代謝を促進する。それにより毛母細胞が活性化されて、育毛や発毛への効果がみられる。
(別称|ニコチン酸アミド)
安心
乳酸セチル
- 保湿
- 美肌
- 皮膚軟化
- 皮膚コンディショニング
- 髪や地肌の老化防止
- ヘアコンディショニング
- キューティクル保護
乳酸セチルは乳酸とセチルアルコールの反応により得られるエステル化合物です。皮膚軟化剤として使用されることが多く、アルコール溶液による乾燥を抑えて頭皮や髪を保護します。
安心
パントテニルエチルエーテル
- 保湿
- 抗炎症
- 細胞活性化
- 皮膚軟化
- 育毛
ビタミンB6の一種で、頭皮に浸透しやすく、他のビタミン類の吸収率を上げる。保湿力が高く頭皮を柔らかくして髪の毛が生えやすい環境を作る。バルジ領域を刺激し、毛根幹細胞の生成を促すため間接的に育毛を促進する。抗炎症作用もある。
安心
BG
- 保湿
- 抗菌
ブチレングリコールの略で、植物や石油を科学的に合成し作られた。抗菌や防腐の作用がある。グリセリンよりは劣るが保湿効果もあり、植物性のものは肌への負担が少ないとされる。人によっては合わない場合もあるので、注意が必要。
安心
β-グリチルレチン酸
- 消臭
- 抗炎症
- 5αリアクターゼの抑制
- 脱毛予防
甘草から抽出したグリチルレチン酸を加水分解したもの。5αリダクターゼと結びついて脱毛を促進させる、ジヒドロテストステロンの生成を抑える。頭皮の炎症を抑えるほか、腋臭の原因菌の殺菌にも効果があることが認められている。
気になる
無水エタノール
- 収れん
- 可溶化剤
別名無水アルコールと呼ばれ、成分の99.5%以上がエタノールで出来ている。水に溶けにくい成分の溶解や品質保持の目的の為に使用されることが多い。余分な皮脂を溶かし毛穴の汚れを取り除いたり消毒の作用もあるが、敏感肌の人は肌荒れをする場合がある。
(別称|無水アルコール)