編集部による成分チェック / 成分数:18個
- 安心:14個
- 気になる:4個
- 避けたい:0個
- 未詳:0個
- 安心
- ・・・薄毛でも安心して使用できる
- 気になる
- ・・・少量なら問題ないと考えている
- 避けたい
- ・・・薄毛対策には避けたほうが無難
- 未詳
- ・・・詳細が明らかになっていない
全成分チェックの総評
カダソンシャンプーには「避けたい成分」はありませんでした。
ですが、「気になる成分」が4つほど配合されていました。
健康な頭皮の方でしたら、さほど心配いらないものではありますが、敏感肌の方は注意が必要かもしれません。
どんな成分が気になるのか・気になる理由・どんな人は注意が必要かなど、下で詳しくご説明しますので確認してください。
避けたい成分:0個
カダソンシャンプーにはできれば避けたい成分は入っていませんでした。
安心して使うことができそうですね!
カダソンシャンプーは、皮膚科のドクターが監修。
「脂漏性皮膚炎」と診断された方にはオススメのアミノ酸系シャンプー。
脂漏性皮膚炎の方が悩んでいるフケ・かゆみなどの症状がある方にはぴったりの99%が天然由来成分の配合となっています。
気になる成分は4個
コカミドDEA
シャンプーの泡立ちをよくするために配合されている成分です。
ヤシ油を原材料としているので自然派シャンプーによく配合されます。
お肌の健康な方には心配ありませんが、アレルギー性皮膚炎や金属アレルギーなどを発症していると、コカミドDEAの皮膚感作の可能性があると考えられます。
エタノール
殺菌剤として用いられる成分のうちの1つ。
お酒にも入っている成分ですが頭皮が炎症を起こしている時・バリア機能が低下している時は、刺激が起こることがあります。
また、ごくまれではありますがアレルギー性接触皮膚炎として紅斑または蕁麻疹を引き起こすことがあるので気をつけましょう。
フェノキシエタノール
フェノキシエタノールはグリコールエーテルというアルコールの一種で、防腐剤として用いられる成分です。
一般の方であれば気にならない程度の刺激しかありません。
ごくまれに症状が悪化するケースが報告されている(悪化の割合は0.2%)ので、注意が必要です。
ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド(PPG-2コカミド)
シャンプーの泡立ちを良くしたり増粘目的で使われる成分です。
ヤシ油と石油から作られた合成界面活性剤、とても悪いものではありませんがいい成分とも言い難い成分。
肌の弱い人は少し気をつけたいですね。
副作用の心配はあるの?
カダソンシャンプーには肌にとって強い刺激のある成分、副作用を起こす成分は含まれていません。
脂漏性皮膚炎の方におすすめしているぐらいなので、安心して使えるシャンプーですね。
もともと肌は敏感じゃなくて、市販のシャンプーなどのせいで脂漏性皮膚炎になった方は使ってみるべきシャンプーですが、
生まれつきの敏感肌の方は、最初は少しの量から試したりパッチテストを行なうことをオススメします。
カダソンの成分解説
気になる
エタノール
- 収れん
- 殺菌
アルコール成分のことで、高い殺菌の効果がある。配合される量によって役割が変わるが、量が多いと刺激を感じる人もいる。抗菌、収れんなどの効果もあるが、シャンプーなどに使われる場合はさっぱり感を与えるが、乾燥を招くこともある。
安心
クエン酸
- ヘアコンディショニング
柑橘類に含まれる酸っぱい成分。シャンプーなどの成分が影響してアルカリ性に傾いた毛髪を、弱酸性に戻す性質がある。開いたキューティクルを引き締めて整え、指通りを滑らかにする。皮膚の細胞を活性化させるので、頭皮にも良い。
(別称|無水クエン酸)
気になる
コカミドDEA
- 洗浄剤
- 起泡剤
ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドの略で、非アニオン性界面活性剤。主に洗浄成分として利用される。一部で発がん性が指摘されているが、詳細は不明。細かい泡がクリーミーさをだし、泡立ちやすく安定させる目的で配合される。
安心
ココイルグリシンK
- 洗浄剤
アミノ酸系界面活性剤のひとつで、ヤシ油脂肪酸とアミノ酸の一種のグリシンを結合させたもの。低刺激で安全性が高いが、洗浄力は比較的強め。もっちりとした泡立ちの良い泡を作る。頭皮や肌の余分な皮脂を落としさっぱりさせる。
(別称|N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム液)
安心
サリチル酸
- 抗炎症
- 抗菌
- 殺菌
- 保存料・防腐剤
固くなった皮膚を軟化させたり、イボやウオノメの治療薬として知られる。水虫菌の白癬菌を抑制する効果がある。化粧品などには殺菌作用による防腐剤や、ニキビやフケの防止、角質のピーリング目的だが、配合量が多いと刺激を感じることもある。
安心
シロキクラゲ多糖類
- 保湿
- 抗酸化
シロキクラゲから抽出された、植物性多糖体。水を含むとゲル状になり、保水力はヒアルロン酸Naをしのぐともいわれています。また肌の酸化を防止する作用もあるのでスキンケアやヘアケアなど幅広く使われています。
安心
ジオレイン酸PEG-120メチルグルコース
- 洗浄剤
オレイン酸が原料となった非イオン界面活性剤で、120は酸化エチレンの平均付加モル数。他の界面活性剤の洗浄力や泡立ちを補助する目的で使用される。保湿の効果やエモリエント効果が高く、シャンプーやリンスなどに配合される。
(別称|ポリオキシエチレンジオレイン酸メチルグルコシド)
安心
精製水
H2O。ヘアケア製品や化粧水などのベースとなる成分で、他の基剤を中和する役割。界面活性剤などの洗浄成分や保湿成分、有効成分だけで作ると刺激が強すぎるため、薄めて肌への刺激を抑えたり、製品のテクスチャを調整したりする。
(別称|水・海洋深層水)
安心
ダイズ芽エキス
- 保湿
発芽した大豆から抽出したエキスで、生理活性物質のポリアミンという成分が豊富に含まれている。元々人体にも存在する成分だが加齢とともに減少する、細胞の糖による老化や紫外線のダメージを改善し、細胞を活性化させる。
安心
チャ葉エキス
- 消臭
- 保湿
- 抗炎症
- 血行促進
- 収れん
- 抗酸化
- 抗菌
- 髪の成長促進
チャノキというツバキ科の植物の枝や葉から抽出したもので、緑茶はチャノキの葉を乾燥させたものである。ポリフェノールやカテキンが多く含まれており、収れん作用が肌を引き締め、殺菌効果が肌をいたわりながら招集する。
(別称|チャエキス・チャ乾留液・茶エキス(1)・チャエキス-1)
気になる
PPG-2コカミド
- 乳化剤
- 洗浄剤
- 起泡剤
ヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミドに酸化プロピレンを付加重合したもの。起泡剤として洗浄剤の泡立ちをサポートや増粘剤として使われます。
(別称|ポリオキシプロピレンヤシ油脂肪酸モノイソプロパノールアミド)
気になる
フェノキシエタノール
- 殺菌
玉露の揮発成分で、緑膿菌への殺菌作用があるアルコール成分。防腐剤として利用される成分で、パラベンの代用。パラベンより安全とされる成分だが、殺菌作用はパラベンよりも低く、まれにアレルギー反応を起こす人もいる。
安心
BG
- 保湿
- 抗菌
ブチレングリコールの略で、植物や石油を科学的に合成し作られた。抗菌や防腐の作用がある。グリセリンよりは劣るが保湿効果もあり、植物性のものは肌への負担が少ないとされる。人によっては合わない場合もあるので、注意が必要。
安心
プロパンジオール
- 保湿
ブチレングリコールやプロピレングリコールの代替品として使用される。保湿力が高く化粧水などに配合される。医薬品メーカーのデュポン社が開発した製品で、トウモロコシなどのデンプンが含む糖を発酵させて作られる。
安心
ポリクオタニウム-10
- 皮膜剤
- ヘアコンディショニング
カチオン化セルロースとも呼ばれる界面活性剤の一種。毛髪のコンディショニング効果があり、少量であれば刺激は少ない。他の界面活性剤と一緒に配合しても洗浄力を阻害せずに、毛髪にハリやコシを与えることが可能。リンスインシャンプーなどに使用される。
(別称|塩化トリメチルアンモニオヒドロキシプロピルヒドロキシエチルセルロース)
安心
ラウラミドプロピルベタイン
- 洗浄剤
ベタイン系界面活性剤で、ラウリン酸由来だが低刺激でベビーシャンプーの基剤にも使用される。両イオン界面活性剤とも言われ、他の洗浄成分の効果を落とさないようにしたり、ラウレス硫酸Naなどの刺激が強い界面活性剤の刺激緩和にもなる。
安心
ラウロイルメチルアラニンNa
- 洗浄剤
アニオン界面活性剤でアミノ酸系のシャンプーなどに用いられる。弱酸性で肌への刺激が弱い為安全性が高いとされているが、一部の研究では硫酸系の洗浄剤と同じくらい細胞破壊を起こすとも言われる。配合されている製品などは比較的高価なものが多い。
安心
レイシエキス
- 保湿
- 抗酸化
レイシは漢字で「霊芝」と表現される、マンネンタケの子実体から抽出されたエキスです。カルシウムやリン、マグネシウム、カリウムなどのミネラルの他、β-Dグルカンなどの有効成分が豊富に含まれている。免疫力を高める機能・保水機能・抗酸化機能があります。