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 › 乾燥地肌もしっとり潤う「ハイビスカスシャンプー」の成分を解説。

乾燥地肌もしっとり潤う「ハイビスカスシャンプー」の成分を解説。

ハイビスカスシャンプーってご存知ですか?ハイビスカスが主成分のシャンプーは年齢や環境ストレス、乾燥などによってゆらぎを感じる頭皮や髪を健やかな状態に整えてくれる自然派シャンプー。一般には流通せずに主に通販で取り扱われているので知名度はそれほどですが、熱心なファンも多いんです。いったい、ハイビスカスシャンプーはどんなシャンプーなのでしょうか?その成分と効果についてまとめてみました。

ハイビスカスシャンプーの記事一覧

厳選された植物由来成分

ハイビスカスシャンプーの一番の特徴は、ふんだんに使った植物成分。髪や頭皮に付着した汚れをキレイに洗い流すだけでなく、髪に優しい成分を配合しています。さらに、合成着色料・香料不使用、石油系界面活性剤・鉱物油不使用、パラベンフリーなのに洗い上がりスッキリを実現。それを支えているのが厳選された植物由来成分です。

ハイビスカスの優れた保湿成分

代表的な南国の花といえば?

と質問されたら、大多数の人が「ハイビスカス!」と答えてしまうくらい、ハイビスカスって有名ですよね。

ハイビスカスはもともと亜熱帯地方に自生する花です。

暑い地域に自生するだけあって自ら乾燥や暑さから身を守るための保湿成分「天然ヒアルロン酸」を持っています。

ハイビスカスシャンプーでは、このハイビスカスの特徴を生かして髪と頭皮をしっとりと洗い上げてべたつかない仕上がりを実現しました。

ヤシ油由来の髪に優しい洗浄成分

ヤシの木も南の国の象徴のひとつかもしれません。

ヤシの実から取れるココナッツオイルといえば化粧品にもよく使われていますが、最近ではダイエットにも取り入れている人が多いのだとか。

ハイビスカスシャンプーでは、そんなココナッツオイル(ヤシ油)から、洗浄成分である「ココイルグルタミン酸K」「ココイルグルタミン酸Na」「ココイルメチルタウリンNa」を採用。

これら洗浄成分は髪を優しく洗い上げるアミノ酸系洗浄成分。髪のダメージを防ぎながら穏やかに洗い上げます。

この成分については後でもう少し詳しく説明しますね。

サトウキビの知られざる美容成分

サトウキビは言わずと知れた砂糖の原料。

「甘いものは太る」というイメージから、なんだか髪や美容にいいといわれても信じられないと思うのですが……

実はサトウキビはミネラルの天然倉庫。

砂糖の成分である糖以外にもカリウム・マグネシウム・亜鉛・鉄分・カルシウムなど豊富に含まれているのです。

さらに知る人ぞ知る美容成分が保湿。

天然の保湿効果を含むため、最近では化粧品でも使われるようになりました。

ハイビスカスシャンプーでもサトウキビの保湿成分をたっぷり配合。しっとり潤い髪に仕上げます。

ハンノキエキスの殺菌作用

ハンノキをご存じでしょうか?松ぼっくりにも似た小さな実を付けるこの木は東アジアの低地や湿地帯に多く生息する樹木です。

実は日本にも多く生息するハンノキのエキスには殺菌効果と血行促進効果があります。

ハイビスカスシャンプーはハンノキ水を配合。

シャンプー後の頭皮への血行促進効果と同時に頭皮の雑菌の繁殖をおさえます。

頭皮の雑菌は嫌なニオイのもとになるばかりではなく、かゆみやフケなどの頭皮トラブルの原因にも。

ハイビスカスシャンプーは頭皮の健康もしっかり考えているのですね。

ハイビスカスシャンプーは”乾燥地肌”におすすめ♡

ハイビスカスシャンプーを特におすすめしたいのが頭皮や髪の乾燥に悩む方。

というのも、ハイビスカスシャンプーはお肌に刺激が少ない上に「保湿力の高いアミノ酸系シャンプーだから」です。

アミノ酸シャンプーをおすすめしたい訳

市販シャンプーは百害あって一利なし…

アミノ酸系シャンプーのほかに、下記の2種類があります。

  • 石油(合成)シャンプー:石油由来の合成界面活性剤を使用
  • 石けんシャンプー:石けんで作られている

実は私たちが普段スーパーやドラッグストアで見かけるシャンプーのほとんどが石油シャンプーです。

石油シャンプーは洗浄力が強く、髪や頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまうこともあります。

すべての石油シャンプーが悪いわけではありませんが、それでも乾燥肌や敏感肌の方は気をつけないといけません。

石けんシャンプーの場合、お肌によさそうですが髪にとってはトラブルのもとになりかねません。

というのも、石けんはアルカリ性。

弱酸性の髪やお肌にとってアルカリ性の石けんで洗い上げると髪がゴワゴワになるばかりでなく、肌荒れなどのトラブルを引き起こしかねません。

その点、ハイビスカスシャンプーのアミノ酸系シャンプーは、お肌と同じ弱酸性に近く低刺激。

乾燥肌や敏感肌の方も安心して使える理由がここにあるのです。

選択洗浄性に優れたアミノ酸洗浄成分

ハイビスカスシャンプーに使われている主なアミノ酸系洗浄成分は、先ほどもお伝えしたとおりヤシ油由来の3つの成分です。

  • ココイルグルタミン酸K
  • ココイルグルタミン酸Na
  • ココイルメチルタウリンNa

ココイルグルタミン酸Kとココイルグルタミン酸Naは低刺激でありながら保湿に優れているのが特徴。

また、ココイルメチルタウリンNaは低刺激でさっぱり洗上げ、フケ防止効果があるのが特徴。特に高級なシャンプーによく配合されている成分です。

アミノ酸系洗浄成分の優れたところは、低刺激で優しく洗い上げることで、髪や頭皮に適度な皮脂が残ること。

皮脂が残ると聞くと、ベタつきや匂いが残るのではないかと心配になる方もいるかもしれません。

でも、適度な皮脂が髪や頭皮に残っていることは髪や頭皮にとってプラスになるのです。

実は皮脂にはお肌の潤いを蓄えて、乾燥や外気からの刺激から守るという役割があります。

言いかえれば皮脂には天然のバリア機能が備わっているのです。

アミノ酸シャンプーで洗い流すのは汚れと余分な皮脂だけ。髪と頭皮のバリア機能は残したままにするのが一番なのです。

もっと気になる方は下記の記事をご参考ください。

皮脂やシャンプーについて、さらに詳しく解説しています!

有効成分を髪に浸透させるためシリコンフリー

ハイビスカスシャンプーのもう一つの特徴は「シリコンフリー」ということ。

最近はシリコンフリーのシャンプーが増えてきた印象ですが、一般的なシャンプーには髪の手触りを良くするためにシリコンが入っていることが多いです。

シリコンが入っているシャンプーと聞くと、なんだか髪によくないもののように思うのですが、実際はそうでもないんです。

逆に、パーマやドライヤーなど外的刺激でダメージを受けてしまった髪にはシリコンでコーティングするほうが髪の手触りが良くなる場合があります。

ただし、気をつけなければならないのがシリコンの配合量。シリコンは髪の質感を良くするためにシャンプーだけでなくコンディショナーにも含まれます。

毎日シリコン入りシャンプー・コンディショナーをペアで使ってしまうと過度のコーティングになり、毛穴まで塞いでしまうケースもあるのです。

ダメージ部分をコーティングすると一時的にラップしている状態なので手触りは断然によくなります。

しかし、ダメージ部分へ補修効果の高い有効成分を送り込んでも弾き返されてしまいます。

いわば、ラップをしたコーヒーカップの上にコーヒーをドバドバと一生懸命注いでいるようなもの。

さらに、頭皮もコーティングしてしまう結果となり、髪の根元へ有効成分を送りづらくなる悪循環にも陥ります。

シャンプーに髪の補修効果を期待するならば、シャンプーはノンシリコンのものがよさそうです。

ハイビスカスシャンプーはハイビスカス葉エキスをはじめ髪への有効成分がダメージにしっかり対応してくれます。

頭皮の状態にシャンプーが合わせてくれる

ハイビスカスの天然保湿成分、天然ヒアルロン酸(ハイビスカス葉エキス)保湿成分だとすでにお伝えしました。

ここには、ハイビスカス独特の特徴があるのです。

それは「乾燥した環境ではしっとり潤い、湿度の高い環境ではベタつかない」という環境によって保湿効果が変化すること。

つまり、あなたの頭皮環境に合わせてハイビスカスエキスが適切に保湿を促してくれるのです。

髪が乾燥しているからトリートメントをしっかりしなきゃ

頭皮がべたつくからシャンプーをスッキリするものに変えなくちゃ

などと考える必要はありません。

細かく考えなくても全部ハイビスカスシャンプーにおまかせでいいのです。

しかもハイビスカスシャンプーはオールインワンシャンプー。

つまりシャンプー1本でトリートメント効果もバッチリということ。

これ1本だけで全部済むのならば、300ml で 3,024円 はコスパ的にもうれしい限り。

植物由来の有効成分と髪を優しく洗い上げるアミノ酸系洗浄成分。

お肌が弱くて頭皮トラブルに悩んでいるあなたにも安心して使えそうなシャンプーですね。

まとめ

今までハイビスカスシャンプーの成分や効果についてお話ししてきました。

ハイビスカスシャンプーは植物由来成分のシンプルなシャンプーであるがゆえに、植物の有効成分が髪や頭皮にダイレクトにアプローチする印象です。

髪と頭皮に余計な成分を極力はぶいて、乾燥やトラブルに悩む頭皮と髪がほんとうに必要な物を与え、しかも優しく洗い上げるハイビスカスシャンプー。

髪や頭皮トラブルに悩むあなたの良きパートナーになってくれるかもしれませんよ。

[ 調査・編集 ] ColuMou