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増え続ける女性脱毛症“FAGA”は育毛剤で治るのか?を本気で考えてみます!

近年は女性でもAGAに悩まされる人が増えてきました。男性ホルモンの変性と毛母細胞への侵入が主な原因のAGA(男性型脱毛症)。男性ホルモンが大きく発症に影響している脱毛症で女性とはあまり関係がないように思われますが、そんなことはありません。そこで、ムーアマウントは女性の男性型脱毛症(=FAGA)を改善するためにはどうしたらよいかを、本気で考えてみました。改善効果をお約束することはできませんが、ぜひ参考にしてみてください!

FAGAを誘発する唯一の要因

本来、髪は人間の身体の重要な部分である「頭」を守るためになくてはならないもの。

それが失くなってしまうのだから「良くない作用が働いている」と考えられます。

当然、何かしら原因があるはず。

まずは、FAGAはなぜ起きるのか。どうして髪が失われてしまうのか、そのメカニズムを調査してみました。

FAGAが発症する主な要因はたった一つ。

女性ホルモンのバランスが崩れることにあります。

女性ホルモンの分泌が減るとFAGAになりやすい。

FAGAになる直接的な原因は「女性ホルモンの減少により体内のホルモンバランスが崩れること」と考えられています。

加齢と共に女性ホルモンの分泌量が減少した結果、男性ホルモンの作用が大きくなりFAGAが発症しやすくなるのです。

そのため、女性ホルモンの分泌が活発な若い女性は、エストロゲンが圧倒的に多く、男性ホルモン「テストステロン」の濃度が男性の20分の1と少ないため、FAGAの症状はほとんどありません。

エストロゲンの働きによって、髪が生え変わるサイクルが長くなるため、薄毛や抜け毛の進行も緩やかで実感しにくいからです。

脱毛を引き起こすのは「5αリダクターゼ」という酵素

女性ホルモンより男性ホルモンが優位になるとなぜ悪いのか?

それは男性ホルモン(テストステロン)が「5αリダクターゼ」という酵素と結びつくことで、より強力な男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」へ変化することで抜け毛を誘発するため。

そして、これこそがAGA(男性型脱毛症)のメカニズムです。

実は、5αリダクターゼは、Ⅰ型とⅡ型があり、Ⅱ型の方がより強力な脱毛パワーを発揮するそうです。

Ⅰ型は「皮脂」の中に、そしてⅡ型は毛根に潜んでいます。

5αリダクターゼはこのような人に多く存在します。

  • Ⅰ型:頭皮が脂っぽい人
  • Ⅱ型:体毛が太く、多い人

DHTの発生を抑えること!

通常は女性ホルモンの働きにより、薄毛を引き起こすようなことにはなりません。

しかし、女性ホルモンバランスが崩れて男性ホルモンが優位になってしまうと「5αリダクターゼ」はDHTへと変化し、薄毛を引き起こすこととなります。

つまり、FAGAを抑制するためには下記の二つの方法が良いと考えられます。

FAGAを改善するためには…

  • ホルモンバランスを整える
  • 5αリダクターゼの働きを抑える

しかし、注意したいことが一つあります。

それは「5αリダクターゼの分泌を抑えるために頭皮の皮脂をしっかり洗い流すという見解は本当に正しいのか」ということ。

本来皮脂は、乾燥を防ぎ、健康で柔らかい頭皮を維持するためのものですが、いつからか「汚れ」として認識されるようになりました。

それによって「頭皮の赤み」や「ふけ・かゆみ」が増えて、薄毛の症状をさらに加速させてしまっている方も多いようです。

皮脂は本来は頭皮にとって必要なもの、という意見が専門家の間でささやかれていることなのです。

皮脂を取り切ってしまうことで「乾燥による薄毛を引き起こす」や「逆に皮脂の過剰分泌を誘発する」という見解があるため、本記事ではシャンプーによる頭皮環境の改善よりも「5αリダクターゼの働きを抑制する」という育毛剤による改善方法にもとづいて考えていきます。

女性のAGA(FAGA)の特徴とは?

改善方法を考える前に、FAGAとはどういった薄毛の症状なのかを、ここでいったん確認することにします。

まずFAGAとは、女性に見られる男性型脱毛症のことを指し、髪が細くなり頭髪全体が薄くなる症状です。

AGA(男性型脱毛症)と同じように休止期毛の割合が多くなり、抜け毛が増え、薄毛へと発展します。

男性のAGAとは異なり、前頭部や頭頂部などの局所的に発症する症状ではなく、頭皮全体の毛が抜けていく傾向があります。

そのため、脱毛箇所の境界線が明確に区分されていません。

初期段階 では髪がパサつき、抜け毛が増え「分け目が広がってきたかな?」と感じます。

FAGAは、びまん性脱毛症の一種

びまんとは「広範囲に拡がる」ことを意味します。

その名からも分かるように、びまん性脱毛症とは、頭頂部や前頭部などの局所的に薄くなる症状ではなく、頭部全体的に薄くなる症状です。

びまん性脱毛症になる原因は様々な要因が絡まっていることが多いのですが、女性の男性型脱毛症(FAGA)が要因となる場合もあります。

ちなみに、FAGAによる薄毛は、ホルモンバランスが崩れやすい40歳(前後)以降の女性を中心に発症される傾向があります。

30代後半~40代女性は、こちらの記事にて、年齢にあわせた薄毛対策も書いています。

脱毛の形には5つの特徴があります

女性の脱毛症にはルードヴィヒ分類というものが知られており、以下のⅠ型~Ⅴ型に分類されます。これらの症状に類する場合はFAGAである可能性を疑うべきかと思います。

  • Ⅰ型…正面から頭頂部にかけて全体的に薄くなる状態。
  • Ⅱ型…Ⅰ型と比較して脱毛症の範囲が拡大する状態。
  • Ⅲ型…AGA(男性型脱毛症)に似た状態で、正面から脱毛の範囲が後退している状態。
  • Ⅳ型…瘢痕性(はんこんせい)脱毛症と呼ばれる、毛包が破壊されて毛が生えてこなくなる状態。
  • Ⅴ型…薬剤やホルモンバランスの異常が原因となり脱毛症になる状態。

FAGAは育毛剤で治るのか?

さて、ここからは「育毛剤でFAGAという薄毛の症状を改善できる可能性はあるのか?」について考えてみます。

そもそも、FAGAは脱毛酵素と呼ばれる5αリダクターゼが男性ホルモンと結びついて発症するなら、5αリダクターゼの活動を抑制することで症状を改善できるはず。

そのため、ムーアマウントでは、育毛剤の効果を考える際に「5αリダクターゼを抑制する成分が含まれているか」は重要な選択肢の一つとしています。

私たちがご紹介している育毛剤には5αリダクターゼを抑制する成分が含まれています。

進行した薄毛に対し、発毛サロンのノウハウを凝縮した漢方主成分の「長春毛精」や、毛髪クリニックのメカニズムでアプローチしてくれる「ミューノアージュ」は、特にFAGA対策に優れた効果を発揮してくれる期待値が高い育毛剤だと考えられます。

編集部注目の育毛剤によるFAGA改善

長春毛精の場合

発毛サロン「バイオテック」のノウハウが凝縮された漢方がベースの育毛剤「長春毛精」。

FAGAに対して有効であると考える理由は以下の点です

  • 10万人以上の改善実績をベースに開発されている
  • 漢方の権威「長春中医薬大学」との共同開発
  • 独自のナノ化技術で、成分が浸透しやすくなっている
  • 細胞の活性化、5αリダクターゼの抑制成分が含まれている
  • 無香料、無着色、無鉱物油、動物性原料不使用で頭皮に優しい

5αリダクターゼを抑制するヨモギエキス。そして細胞活性化や脱毛予防に効果のある米胚芽油、ニンジンエキスなど、FAGAの症状を改善してくれる成分が含まれています。

これらの成分がバイオテックの独自の技術により1/1000のサイズに縮小されていることで、一般の育毛剤よりも高い効果が期待できます。

長春毛精をさらに詳しく知りたい方は、下記のページもご覧ください。

ベルタ育毛剤の場合

成分は限りなく安全性と育毛効果を重視した配合になっていて、女性雑誌でも多々取り上げられている「ベルタ育毛剤」。

FAGAに対して有効であると考える理由は以下の点です。

  • さらに配合成分の99.9%は育毛・頭皮ケアに効果がある
  • 細胞の活性化、5αリダクターゼの抑制成分が含まれている
  • 大切な成分はナノ化させ、浸透力を高めている
  • 配合成分の99.6%が天然由来で頭皮環境を回復させる。

ベルタ育毛剤は、あらゆる女性用育毛剤と比べても圧倒的な成分数を誇ります。

5αリダクターゼの抑制成分として「イザヨイバラエキス」「ヒオウギエキス」など4種類。

さらに細胞を活性化させ、髪の成長を助ける成分として「アシタバエキス」「エイジツエキス」など11種を確認しています。そのためFAGA対策には十分な効果を発揮できると期待しています。

ミューノアージュの場合

毛髪クリニックの治療法と同じアプローチを採用し2剤式となった育毛剤がミューノアージュ。

FAGAに対して有効であると考える理由は以下の点です。

  • 最新の薄毛治療法をベースに開発されている
  • 毛細胞の活性化、5αリダクターゼの抑制成分が配合
  • 保湿、血行促進成分による頭皮環境の改善が可能
  • 無添加で、頭皮への負担がない

ミューノアージュには、オクタペプチド2をはじめ、エンドウ芽エキス、米発酵エキスなど、毛細胞を活性化させる成分が豊富に入っています。

また、シソエキス、ダイズ油などの5αリダクターゼを抑制する成分も含まれているため、FAGAによる薄毛の改善が大いに期待できます。

ミューノアージュについて詳しく知りたい方は、下記の記事をご参照ください。

しかし、FAGAの根本的な原因が「ホルモンバランスの崩れ」である以上、育毛剤などの外用薬だけでなく「体内からホルモンバランスを整える」という改善を行わなければ、根本的な改善には至りません。

育毛剤ではできない体内の改善

5αリダクターゼの抑制をはじめ、毛母細胞の活性化など、育毛剤が持っているべき7つの効果を満たしていたとしても、FAGAの根本的な原因の一つである「ホルモンバランスを整えること」はできません。

女性ホルモン(エストロゲン)が果たすべく役割をサポートすることはできても、同じ働きをすることを期待することは難しいでしょう。

体内でホルモンバランスを整えるには?

というのも、毛髪クリニックでもFAGAの治療に関しては、外用薬の治療に加え食事や睡眠などの生活習慣改善のアドバイスなどもあります。

つまり、FAGAの根本的な解決のためには、体の内側からも改善できる方法も取り入れた方が効果的だということだと言えるでしょう。

では、ホルモンバランスを整え体の内側から育毛するには、どのような生活習慣の改善が必要なのでしょうか?

それには下記のような改善が望ましいとされています。

ホルモンバランスを整えるためにすべきこと

  • 食生活を改善する
  • 睡眠を十分に確保する
  • 適度な運動をする
  • タバコやアルコールを控える

それぞれを詳しく見ていきましょう。

  • 食生活を改善する
    女性ホルモンと言えばイソフラボンやビタミンB6などの摂取が良いとされています。しかし「栄養バランス」という言葉があるように、偏った食事ではなく、ビタミン・ミネラル類をバランスよく摂取することが前提です。
  • 睡眠時間を確保する
    22時~26時のゴールデンタイムと呼ばれる時間に睡眠をとることが良いと言われますが、お仕事などの関係上、難しい場合も多いと思います。時間は違っても規則正しく睡眠をとることで、体のリズムは整えたい方におすすめです。
  • 適度な運動をする
    適度に運動することは様々な良い効果があります。自律神経を活性化し、血流を促進する。軽い運動は「アクティブレスト」ともいう様に、ストレスや筋肉疲労を解消してくれる効果もあります。
  • タバコやアルコールを控える
    タバコは血管を収縮させ血流を悪くします。また、過度な飲酒は閉経やホルモンバランスの崩れに影響します。どちらも薄毛を加速させる行為ですので、徐々に減らしていくことをお勧めします。

FAGAには女性専用サプリメントの併用がベスト!

ムーアマウントでは、薄毛の原因となる5αリダクターゼを抑制できる成分が含まれた育毛剤をおすすめしています。

FAGAによって進行した薄毛を確実に改善していくには、ホルモンバランスを整える効果のあるサプリメントも併用するのが一番。

サプリメントというと、イソフラボン・亜鉛・ノコギリヤシとか単一の栄養素を想像されるかもしれませんが、FAGAには「バランスよく様々な成分を含んでいる女性専用の育毛サプリ」が良いと思います。

試していただきたいのが「ぐんぐん」です。

本製品は、男性ホルモンが起因して生じる薄毛(FAGA)に対して効果が期待されるノコギリヤシを主としたサプリメント。

大豆イソフラボン・など女性ホルモンを整えるための成分も同時配合しています。

単一サプリでは吸収されにくかったノコギリヤシでしたが、ぐんぐんでは吸収率を上げる成分作られているため、これまでにはなかった効果を実感していただけるのではないでしょうか。

さらに、お値段も¥3,980円と魅力的。

ぐんぐんを育毛剤と一緒に活用していただくことで体の内外からFAGAを改善することができます。

毛髪クリニックという最後の砦

育毛剤やサプリメントを使用して「FAGAがどこまで改善されるのか」という点においては、個人差があります。

また、ご自身の症状がそもそも「FAGAによる薄毛」と的確に把握して、間違いのない対策方法を実践していくというのは、言うほど簡単ではありません。

FAGAに限らず、より確実にあなたの薄毛を治すために、毛髪クリニックに頼るという方法もあります。

薬による薄毛治療だから、育毛剤やサプリメントを試しても回復しなかった方でも「毛髪クリニックで回復した」という方はたくさんいらっしゃるようです。

毛髪クリニックのメリット・デメリット

育毛剤やサプリメントなどのセルフケアによってFAGAが改善されていくならば、それが一番ですよね。

ですが、もし確実に短期間で治すならクリニック。

なんと早い方の場合は3ヶ月程度で「発毛」まで実感できるとのこと。

育毛剤を使用して3ヶ月で得られる効果としては「抜け毛が減る」が一般的です。

そこと比べると育毛剤より毛髪クリニックの治療の方が薄毛改善効果は高いと考えられます。

そこで、毛髪クリニックのメリットとデメリットをまとめました。

  • 症状に対し、正しい処方をしてくれる
  • セルフケアよりも髪が生えてくる可能性が高い
  • 適格なアドバイスもしてくれる
  • 医療保険が適用されないため、治療費が高額
  • 薬の副作用が不安

確かな効果を実感できるにもかかわらず「高額」「副作用」という二つのデメリットで踏み切れない方が多いと思います。

この二つのデメリットについて調査してみたいと思います。

毛髪クリニックは高額なのか?

クリニックで用意されている治療法は、いずれも各クリニックによって治療内容や金額は異なります。

基本的には医師のカウンセリングで、患者の症状に適した治療プランをご提案いただける形となっています。

クリニックという大変高額に聞こえますが、薬中心の治療の場合は「月額7000円~」という比較的安価なお値段で治療もできます。

院によって異なりますが、基本的には重度の症状になるほど治療費は増え、髪の状況が良くなっていけば徐々に少なくなっていきます。

特に女性の薄毛に特化した「東京ビューティークリニック」は、育毛剤で効果がなかった女性にも発毛実感していただける可能性が非常に高いクリニックです。

下記のような治療費が紹介されていますが「これらのメニューを駆使してあなたに最適なプランを用意する」という治療方針になるため、この金額で薄毛が治るというものではありません。

項目 内容 診療料金
パントガール 1ヶ月(女性専門育毛薬) 初回:7,000円
通常:8,000円
女性用オリジナル発毛薬
Rebirth Lady (リバース レディ)
内服薬(1ヶ月あたり) 14,000円~21,000円
外用薬(1ヶ月あたり) 14,000円
当院オリジナルカクテル「Dr’sメソ」
(FAGAメソセラピー)
1回(2cc) 50,000円
1回(4cc) 70,000円
FAGA幹細胞再生治療(無痛) 1回(2cc) 60,000円
1回(4cc) 80,000円

 

薬の副作用はあるのか?

髪が生える主作用があれば、何かしらの副作用があることも懸念されます。

薄毛治療の医薬品として注目されている「ミノキシジル」。

効果としては血管拡張をさせることで頭皮への血流促進を図り薄毛を改善するものですが、体全体の血流効果が変わるため「多毛症」のリスクが懸念されていました。

東京ビューティークリニックなどで使用されているパントガールも「副作用なし」と言われる薄毛治療薬ですが、メーカーの説明書には 懸念される副作用 が明記されています。

副作用については、発症のリスクは非常に低いものです。

しかし、個人の体質にかかわる部分なのでゼロではありません。

他の人が大丈夫でも、あなたの体には合わない可能性もあるのです。

薄毛治療薬に興味のある方は、個人でも入手可能な時代ですが、ぜひ医師の診察のもと、処方してもらうことをお勧めします。

また、これらの医薬品は、妊娠中や授乳中の女性への使用を禁じています(ご自身の体調や乳児への影響があるためと思われます)。

それだけ、体への影響が強いのだと思いますので、くれぐれもご注意ください。

薬に頼らないFAGA対策を

薄毛の薬治療には、少なからず副作用のリスクが伴います。

私たちとしては、やっぱり安心して使える育毛剤やサプリメントでの薄毛改善をお勧めしたいです。

医薬的治療に比べると即効性や確実性で劣る部分もあるかもしれませんが、無添加・天然成分のものは人体への悪影響のリスクがないからです(アレルギー等のリスクはあると思いますが)。

女性の薄毛は男性に比べて治りやすいと言われます。

そして、早ければ早いほど、回復の期間も早まります。

もしあなたの髪に不安があるのなら、今からFAGA対策をはじめませんか?

[ 調査・編集 ] YUSUKE