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毛髪診断士は抜け毛対策もバッチリ!これだけは真似したいヘアケア習慣5選

ヘアケアの方法ってみなさんどうしていますか?「いろんな情報があって何がいいかわからない!」なんてことありませんか?そんな時は、美髪のプロの真似するのも一つの方法。そこで今回は、毛髪診断士の元井さんに、普段行っているヘアケア習慣についてお話しを伺ってきました。抜け毛や髪質の悩みを持っているあなたに、ぜひ真似していただきたいことをたっぷりご紹介します!

特別取材 髪の専門家に聞こう

取材協力者

サンプライズ株式会社

毛髪診断士  元井里奈 さん

体調を崩した経験から、食生活の大切さを痛感。栄養学や女性ホルモンの働きに関する勉強を始め、サプリメントアドバイザーとメノポーズカウンセラーの資格を取得。現在はサプリメント販売の店長として活躍中。

商品に関するコメント

どんな育毛対策を始めるにして、焦らず長期的に考えて毎日継続してください。そのために、ケアを始めるときにはその努力や辛抱に値する育毛アイテムをご自身で納得いくまで選んでから、始めると良いと思います。

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自分の頭皮と向き合ってシャンプーを決めましょう

毛髪診断士さんは何を使っている?

シャンプーは、アミノ酸系の洗浄成分が配合されているものを選んでいます。」と、毛髪診断士の元井さんは答えてくれました。

髪のphは弱酸性なので、同じ弱酸性のシャンプーを使うことでダメージが少なく抑えられます。このような理由からも、毎日のヘアケアで使うシャンプーは、弱酸性で、かつアミノ酸系の洗浄成分が配合されているものがおすすめとのこと。

また、アミノ酸系の洗浄成分は、洗浄力がマイルドなことも特徴です。

頭皮は髪を育てる土壌なので、抜け毛を気にしていたり、髪のダメージを気にされる女性は特に、健康的かつ栄養豊富な状態を保つためにもアミノ酸系シャンプーを使うようにしたいですね。

シャンプーを含めて、元井さんが普段使用しているヘアケア商品を教えてくれました。

  • シャンプー|Organic SORA Shampoo – For Soft & Silky Hair –
  • トリートメント|Organic SORA Treatment – For Soft & Silky Hair –
  • ヘアオイル|LUXスーパーダメージリペア
  • 朝の日焼け止め|エルセーヴ エクストラオーディナリーオイル
  • サプリメント|ヘアドルーチェ

シャンプーは毎日した方がいいですか?

清潔な状態と適度な皮脂量を保つことが大切ですので、毎日お肌のコンディションを確認するように、頭皮のコンディションも観察してあげると、シャンプーの使用頻度も適度に調整できるかもしれません。

頭皮の皮脂分泌量は顔のTゾーンの2~3倍。頭皮は髪で隠れていますが、思ったより皮脂が多い場所です。そのように考えると、顔を毎日洗う方が、頭皮は毎日洗わないのは違和感がありませんか?

皮脂分泌の多い方が、シャンプーを使わなさすぎると、皮脂汚れが蓄積し、頭皮が不潔になって雑菌が繁殖したり、毛穴が詰まってしまうこともあります。反対に、皮脂の分泌が少ない方が、シャンプーを使いすぎて頭皮がカサカサになってしまうのも良くありません。

皮脂の分泌量には個人差があり、体調などによっても変わることを覚えておきましょう。

ノーシャン・ツーシャンの効果ってどうですか?

シャンプーは、水やお湯だけでは洗い流しきれない、皮脂や汚れを洗い流すためのものですよね。実際、ほとんどの汚れは水やお湯だけで落ちるとも言われています。皮脂は頭皮のバリア機能としてある程度必要なものなんです。

なので、シャンプーをあまり使わないのも、“程度によっては“ありだと思います。しかし、ツーシャンは、整髪料やスプレーなどを大量に使い、ガチガチに固めるなど、よほどのことがない限りは洗いすぎです。

ツーシャンなどで、必要以上に皮脂を取り除けば除くほど、頭皮は自らをバリアするために皮脂を分泌するようになります。そうなると、シャンプーによる洗浄と皮脂分泌のイタチごっこが始まり、朝晩洗わなければベトベトする状態は一向に変わりません。

昔、顔用の脂取り紙というものが流行りました。あれも、顔の脂を取れば取るほど皮脂が出てくるようになるからと、ブームが終わったように記憶していますが、それと似た話です。取り除きすぎをやめれば、皮脂の分泌量はある程度おさまります。

女性の“これだけ”ヘアケア5選

毛髪診断士さんは、普段のヘアケアで、どのようなことに気を付けているのでしょうか。元井さんが気を付けている5つのポイントを教えてくれました。

季節によるヘアケアの仕方も変えてます

髪は生えたら抜けるまで(約3~6年)ダメージを蓄積し続け、回復することはないので大切にしてあげたいですね。
季節によっても、ヘアケアの仕方は変えた方がいいと話してくれた元井さん。

4月頃から秋までは、紫外線が強いので特にしっかりケアをしてあげましょう。朝、顔や腕に日焼け止めを塗るタイミングで、髪にも日焼け止め機能付きのヘアオイルをつけ、外出時は帽子と日傘で頭皮も守れるようにしましょう。

海水浴へ行く際は、海水(アルカリ性)へ髪がつかった後は、できるだけ早く洗い流し、乾かしておくと良いですね。髪は弱酸性なので、アルカリ性へ傾くことでダメージを受けやすくなり、濡れた状態は乾いた状態に比べてダメージを受けやすくなってしまいます。

冬は、洗いすぎて頭皮が乾燥しないように気をつけましょう。一日家にいたりしてあまり汚れていないとき等は、シャンプーを使わない「湯シャン」のみの日があってもいいかもしれません。

ドライヤーは20㎝開けて

髪は濡れている状態だと、乾いている状態より熱に弱く、高温になると髪の成分であるケラチンが変性しやすくなってしまいます。

私も髪が多く、風量の多いドライヤーを使っています、早く乾くので便利ですよね。ただ、一つ気を付けているのは、髪が熱くなりすぎないように、ドライヤーと髪の距離を20cm以上あけるようにしています。

また、キューティクルの向きに沿って、上から下の向き(根元から毛先の方向)に風を当てることも大事です。濡れた髪はキューティクルが開いています。キューティクルは根本から毛先の向きに重なっている組織、それを丁寧に閉じていくイメージで風を当てると整いやすくなります。

キューティクルを守るアウトバスケア

キューティクルは髪を傷みから守るためには非常に大事です。髪の一番外側にある防護壁のような役割を果たしているものですね。キューティクルは紫外線やドライヤーの熱、摩擦、パーマやヘアカラーなどによってダメージを受けて剥がれやすくなり、剥がれてしまうと、内側の組織が流れだしてダメージ毛(細くなったり、枝毛や切れ毛など)になります。

キューティクルの損傷を少しでも食い止めるよう補助できるのが、アウトバストリートメントやヘアオイルです。私は髪を乾かす前や、ブラッシングの前、ヘアアイロンを使う前など、細目に根本以外の部分へ使うようにしています。頭皮や顔や背中には極力つかないように注意をはらっています。

ブラッシングは段階的に

ブラシによる摩擦はダメージのもとになるため、プラスチックより獣毛を使ったブラシの方が良いとは言われています。しかし、ブラシの素材よりも、ブラッシングの仕方にこだわることを元井さんはおすすめしています。

生え際から毛先に向かって、ブラシを一回で通すように動かしている方が多いと思います。そうではなく、まず毛先から10cmずつに分けて段階的に行うようにしましょう。毛先から順に全体を整えたあと、次は生え際から毛先へと段階的に髪をといています。

ブラッシングは、ブラシを通す長さが長くなるほど、髪へ強い力が加わり、ダメージの原因になってしまいます。上から下まで一回で、というブラシの通し方は控えたほうがいいみたいです。

毎日のルーティンを作る

ひとつひとつ意識して行動するのは大変なので、毎日のルーティンに組み込んで意識しなくてもできるようにしています。

栄養バランス、運動習慣、早寝早起き、自律神経を整える生活を心がけている元井さん。具体的なポイントも教えてくれました。

また、ヘアケアに向き合う姿勢についてもこう話してくれました。

私が高校生のころ、はやく髪を伸ばしたくて育毛剤を使っていたことがあります。しかし、毎日どんなに鏡とにらめっこしても、髪が速く伸びる実感は得られず、少し使っただけでやめてしまった記憶があります。今思えば、育毛に即効性を求めていた事が失敗だったと思います。効いていたかもしれないのに、一ヶ月程度の使用で大して効かない、と判断したことはそもそもの姿勢に間違いがあったなと。ヘアケアをする場合は、“半年以上続ける“という腰を据えた姿勢が必要だと思います。

身をもって学んだ内側のケアの大切さ

大前提として、毛穴から出てきた後の髪は死んだ細胞であり、抜けるまで太くなったり強くなったりすることはありません。そのため、薄毛に悩まないためには、そもそも生えてくる髪を丈夫で健康的にする「体の内側からのケア」が大切です。

髪の栄養素を積極的に摂取しよう

社会人になってから鬱病や過食症を経験し、心と体の健康状態を大きく崩したことがある元井さん。何度も挫けながら立ち直ろうとする過程で、全ての基本は食生活にあることを痛感したそうです。

体の内側から心と体を整えようと、栄養学や女性ホルモンの働きに関する勉強を始め、サプリメントアドバイザーとメノポーズカウンセラーの資格を取得。その後、サプリメントの販売に携わるようになっています。

誰に対しても言えることですが、髪の構成要素であるタンパク質(アミノ酸)のほか、ビタミン(B1・B6・B2・ビオチンなど)、ミネラル(亜鉛・鉄・銅など)、抗酸化物質(リコピン・カテキン・イソフラボンなど)などは、積極的に摂取するようにしたいですね。

1日3回の食事については、少なくとも野菜・たんぱく質・炭水化物という3点が揃っていること。しかし、気を付けていてもどうしても足りない栄養素が出てきてしまいます。

栄養面を考慮して、ヘアドルーチェは毎朝欠かしません。

薬学博士である元井さんのお父さんが、女性の髪・美容・健康のことを考え抜いて素材を厳選し、このキング・アガリクスと合わせて完成させたのがヘアドルーチェです。

女性をメインに作られているサプリですがお父さんも飲んでいてフサフサだそうです。

日本人には必須の「アガリクス」

ヘアドルーチェに配合されている成分、アガリクスは、海外では医療の現場で用いられることも多く、ガン患者さんが使用することで有名なキノコです。

そのアガリクスの中でも、ヘアドルーチェに配合されているものは、アガリクスの中でも特別な「キング・アガリクス」という品種。

含まれている栄養成分が非常に豊富です。日本人に不足しがちな栄養素のほとんどが豊富に含まれており、美髪と美容と健康増進にはこれ一つで十分、といっても過言ではないほどのサプリです。

キング・アガリクスは、とても優れた機能性をもつキノコで、東京大学や慶應大学など、日本有数の大学で研究されていて、いろいろな効果が科学的に証明されています。薬機法の観点から、どのような効果が確かめられているのかをここでご紹介することができないのが残念です。しかし、このエビデンスがあるからこそ、私は「育毛」という、効果が見えにくいジャンルでも胸を張って当製品をおすすめできています。

ヘアケアにはくじけないようにじっくり取り組んで

抜け毛や薄毛・髪のボリュームダウンにお悩みの方は、毎日鏡を見たり、人の視線が気になるたびに、とてもつらいお気持ちになっていると思います。薄毛を笑いに変えられるのは一部の人だけ。ほとんどの方が心を痛め、深刻に悩んでいるはずです。

ヘアケアを始めても、髪の毛は1日平均0.4mmしか伸びません。とても根気が必要で、効果を感じるのに必要な時間はとても長く感じられます。

女性がスタイリングやオシャレをすることが楽しくなったり、人から褒められるようになることは本当に価値のあること。身体はあなたの行動を裏切らないから、何か対策を始めるのであれば、長期的に考えてじっくりと続けてほしいと話してくれました。

これから取り組む努力や辛抱に値するものを、納得がいくまで選んでから始めることがおすすめします。

編集後記

東京大学や慶應大学など、日本有数の大学で研究されており、いろいろな効果が科学的に証明されているヘアドルーチェ。多くのエビデンスがあること、そしてご自身の経験から考え抜かれた成分だからこそ、効果が見えにくい「育毛」でも胸を張っておすすめできているのだなと感じました。

[ インタビュア ] YUSUKE

取材協力

「キング・アガリクス」を主成分とし、日本人に不足しがちな栄養素を豊富に含んだサプリメント「ヘアドルーチェ」を販売。科学的にも求められた効果で美髪・美容・健康増進と幅広くサポートします。